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第一話☆ ページ3
(物語はいきなり始まる。)
誰だよテメェ...、いきなり話しかけてきやがって...。
スルーして帰るか。
いや待て、無視して帰るわけにもいかない、今この人に縋らなかったら明日の未来は無い。
「えぇっと...！？私は人と場所を探してまして...！！」
「ふむ...場所、とは何処を探してるんじゃ？」
「職員室です。」
「職員室なら真横にあるじゃろうが」
「へ！？...あ！？本当でした、ありがとうございました。ではこれで。」
私は職員室であろう教室に入ろうとすれば掴まれる腕。
「(離せよ...！？)？どうしました？」
「人探しにも付き合おう、誰を探してる？」
「女子...です。多分もう教室にいるかもしれないですが...。一言お話したくて。」
早く開放して下さい、お願いします。300円差し上げますから。
あぁ...今思い出した、葵兄弟もここの学院に居た気がする。
二人に連絡して迎えに来てもらえば良かったんじゃないか。
別にこの人に話し掛けてもらわなくても良かったんじゃないか。
｢(何たる失態...！！)｣
「そうか、そのお嬢ちゃんの名は？」
「鈴心 あんず、です。じゃあ職員室の中入りますね。失礼します。」
こうしてその人との繋がりは消えたに等しいであろう。
もう話す事も無い、会うこともない。
ただの救世主と転校生で終わりなはず。
さぁ、そんな事は置いといて先生を探してしまおう。
ーーーーーーーーー
HANA頼んだぜ！！
変な文章でごめんよ、許してくれ！！
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作者名：華音恋華 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年3月26日 19時
