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そして、三途と鶴蝶がAに
徐に近づいて行く。
彼女は小首を傾げて、
2人をじっと見つめていた。
春 「お前、マイキーと何してたンだァー？
なぜ生きてる。」
鶴 「……答えろ。」
『…す、すみません。
マイキーさん…って、
誰ですか…？』
鶴 「お前、さっきまで一緒にいたんじゃないのか？
…あー。小柄で白髪の、目の下に隈がある男だ。」
『万次郎くんのことですか？』
Aがそう言うと、
三途がすかさずスーツの胸ポケットに手を入れた。
拳銃を取り出そうとしたようだが、
それを九井が止める。
九 「…やめろ、三途。」
春 「離せ、九井。」
九 「やめろ。手を離すのはお前だ。
…さっき首領から、連絡が来た。見ろ。」
そこには。
��その女殺した奴は、俺が殺す��
そして、
此処に着いてからずっとPCと資料を確認していた九井は、
PCにある、Aが作成した資料を
三途に見せながら続ける。
九 「…完璧だ。
おそらくマイキーがこの女を試したんだろう。
使えるか、使えないか、な。
お前が部下に作らせた、
先月の武器の貿易に関する20枚の資料が、
たった5ページに纏まっている。
制限時間付きで纏めさせたらしい。
デスクトップには30分のタイマーがあった。」
他の幹部達もその話を黙って聞いていた。
そして話が終わると、
一斉に彼女を見る。
九 「間違いなく、こういうコトに関しては、
…此処にいる誰より有能だ。」
力が抜けて、大人しくなった三途を九井が離す。
大きな舌打ちをしてから、三途は部屋を出て行った。
蘭 「ごめんねー、Aちゃん。
アイツは、三途春千夜。
覚えなくてもいいけどね。
そっちの目つき怖いのは、鶴蝶。
コイツもあんまりここには来ない。」
『蘭さん…、私、あの方、三途さんに
何かしちゃいました…？』
困ったような顔で蘭を見るAに、
苦笑いする蘭。
蘭 「気にしなくていーよ。
アイツはね、佐野万次郎を崇拝しすぎてるだけ。
Aちゃんが、いきなり親しげに呼んだから、嫉妬しちゃったみたい。
可愛いとこあるでしょ？許してやってな。」
『許す、なんて、そんな…。』
蘭 「で、ね？
俺達も、Aちゃんが何で佐野万次郎をそう呼ぶのかは、
すごく気になるんだよね。
まずは教えてくれる？
その後で、Aちゃんが聞きたいことも色々説明もするからさ。」
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きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» がんばります！ではでは(^^) (2022年11月15日 17時) (
レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - 頑張ってください(ง •̀_•́)ง (2022年11月15日 17時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます！このコメント欄でのやり取りを繋がってるって言うのかな？疎くてすみません…(^_^;)今作も楽しんでいただけるよう頑張りますね！ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
紫月＿siduki??＿(プロフ) - いや…すきで読んでるんで！！！キリンさんとは…本当に繋がりたいです((繋がってるのかな、？ (2022年11月15日 16時) (レス) id: 6f5f0e8f06 (このIDを非表示/違反報告)
きりん。(プロフ) - 紫月＿siduki??＿さん» 紫月さん、こんにちは。ありがとうございます。お手隙な時にでも、気軽にお読み下さると嬉しいです！ (2022年11月15日 16時) (レス) @page23 id: 8c61cff3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりん。
| 作成日時：2022年11月5日 18時
