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休みになると毎週土曜日に
倉持が来てくれる。
優也と優華はそれを楽しみにしている
こともあり私は気が楽だった。
ピンポーン、ピンポーン、
優也「来た！ゆう、行こ。」
優華「うん･･･」
玄関に走っていく優也。
その後ろからゆっくりと行く優華。
私は昼ごはんを作りながら声を聞く。
優也「お兄ちゃんだ！」
優華「お兄ちゃん、こっち、こっち！」
珍しくはしゃぐ優華の声。
前に言っていたお兄ちゃんか、と今思い出す。
倉持の知り合いかな？なんて考える。
倉持「おじゃましまーす･･･A、
もう１人いるけど良いか？」
A「うん、大丈夫。」
背を向けて話すと野菜を切り始める。
それと同時におじゃまします、と
控えめな言い方でその人が入ってくる。
どうぞ、と返す。
優華「お兄ちゃん、何で来たの？」
倉持「俺が連れてきた、嫌か？」
優華「ううん、」
優華の質問には何故か倉持が答え
私は無言で次々と野菜を切っていく。
シンクの縁に誰かの手が見える。
余り見ていないけど、
そのお兄ちゃんだと分かる。
A「ごめんなさい、少し待って･･･」
手から包丁が落ちる。
それを拾い上げてまな板の上に置くのは
A「みゆ、き･･･、」
声が震え、目の前にいる相手に混乱する。
御幸「久しぶり、A･･･」
倉持はお前らあっちで遊ぶぞ、と
二人を連れて隣の寝室に行く。
私は平常心を保つように包丁を握り直し、 さっきとは違って大きく音を立てて切る。
御幸「･･･」
無言で切るが、心臓がうるさい。
A「なんで、何で来たの、ここに！
会いたくもなかったのに･･･」
口調を強めると御幸を見ないで
言冷たく言葉を放った。
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すみません、よーく考えたら20歳でした、
設定の年齢を変更しました。
コメント、評価、お気に入り、
ありがとうございます！
これからも更新頑張ります。
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帰蝶(プロフ) - 凄く感動しました!!!涙線崩壊して、はなみずと涙を流しながら読んでました!!!このような作品を作って頂き、ありがとうございます!!! (2017年3月19日 3時) (
レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
綾夏(プロフ) - 凄く面白かったです！続き気になります！ (2015年11月30日 18時) (レス) id: ad909bac9f (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 続きすごく気になります！更新頑張ってください！ (2015年5月12日 1時) (レス) id: 2d2eb33a64 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 続きすっごく楽しみです！更新がんばってください！！ (2015年4月6日 13時) (レス) id: ee6310991e (このIDを非表示/違反報告)
凪花(プロフ) - 続きがすごく気になる場面…待ってます！頑張ってください！応援してます！ (2015年3月11日 4時) (レス) id: ada3936617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星の欠片 | 作成日時：2015年1月9日 7時
