・60* ページ12
御幸side
Aと別れて3年。
それまでに色んな女の人に告白された
それは女優だっている。
けど、それは全て断った。
御幸(どこ行ったんだよ、A･･･)
むしゃくしゃして飲み終わったジュースの
ペットボトルをゴミ箱に投げる。
こんっ、と端に当たって地面に転がる。
？「お兄ちゃん悪い人、」
御幸「･･･」
公園に来てからずっと俺の横に
座っている女の子。
いや、俺が後だった気がする。
御幸「悪い悪い、」
拾って入れるとまたベンチに座る。
横目で女の子を見るとAに似ている。
なんて･･･
御幸「難しい本読んでんだな？」
？「ママの･･･」
言葉数が少ないのも似ている。
御幸「一人で来たのか？」
？「ううん、ゆうくんと来たの。」
御幸「おー、ゆうくんね･･･」
知らねー、なんて言えるわけも無く
女の子が口を開く。
？「お兄ちゃん、ママの買ってる本に
載ってるの見たよ。」
御幸「本？、雑誌のことか？」
深く頷く。
小さい子だからか思った事を口に出す。
俺だとバラしても大丈夫だろう、
御幸「名前は？」
優華「･･･ゆうか、３さい。」
御幸「３才にしてはしっかりしてんな。
お使いもして、偉いな。」
そう褒めるとへにゃ、と笑う。
その笑った顔またどこか似ている。
ゆうか、という子は本を鞄に入れる。
優華「ばい――」
御幸「ゆうかちゃん、お兄ちゃんの事は
皆には内緒な、良いかな？」
優華「うん･･･またね！」
ばいばい、からまたね、に変わる。
手を振るとゆうかちゃんはゆっくりと
手を振り返して
ゆうくん、と言っていた子の元に行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 246人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
帰蝶(プロフ) - 凄く感動しました!!!涙線崩壊して、はなみずと涙を流しながら読んでました!!!このような作品を作って頂き、ありがとうございます!!! (2017年3月19日 3時) (
レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
綾夏(プロフ) - 凄く面白かったです！続き気になります！ (2015年11月30日 18時) (レス) id: ad909bac9f (このIDを非表示/違反報告)
さよ(プロフ) - 続きすごく気になります！更新頑張ってください！ (2015年5月12日 1時) (レス) id: 2d2eb33a64 (このIDを非表示/違反報告)
瑠花(プロフ) - 続きすっごく楽しみです！更新がんばってください！！ (2015年4月6日 13時) (レス) id: ee6310991e (このIDを非表示/違反報告)
凪花(プロフ) - 続きがすごく気になる場面…待ってます！頑張ってください！応援してます！ (2015年3月11日 4時) (レス) id: ada3936617 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：星の欠片 | 作成日時：2015年1月9日 7時
