『あんスタ』 朔間凛月に成り代わりました

唖然☆ ページ30

俺は目を見開いた。兄者が話したことが本当だとすれば前世でのこの人は俺にとって自尊心の塊としかハークしていない。

前世の記憶を覚えていながら俺に接していたことになる。でもどちらかと言うと今の方が俺は好きだしなぁ。



零「凛月、我輩は後悔した。後悔して後悔して、ある日、我輩は車に跳ねられて死んだ。それも凛月が死んだ一週間後にじゃ」



悲しそうに笑った後、『本当に最低な兄じゃった』と言った。

そんな事言われたってもう遅い。俺は今幸せを味わっている。それなのにいきなり前世の兄だった、と言われても困る。

俺は話したけれど、俺で終わりかと思っていた。



零「凛月、今でも我輩はお主を独りにし、寂しい思いをさせた。それはもしかしたら前世の凛月に重ねていたのかもしれん。そこから逃げたかった」


凛月「なら、兄弟らしいことは出来たでしょ？現世では前世で出来なかったことをしている。それでいいじゃん。はい、終わり」


零「凛月・・・やっぱりかわい((凛月「お黙り。てか髪少なくない？」いや凛月！！我輩ハゲてないし！！フッサフサじゃから！！」



その後、教室まで引きずって着いた瞬間に走り去りハゲと言いながら逃げた。

ドッキリ☆→←兄の前世☆

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