優しさ☆ ページ25
手を繋いで帰ってくると俺は部屋に籠もった。後ろから『凛月ぅ〜！！』なんて言う声も聞こえたけれど無視した。
前世の俺には与えられなかった愛と優しさ。結構嬉しいけど、絶対にあの人、『うちの凛月マジで可愛い〜』なんて思ってるんだろうなぁ。
地味にシリアスクラッシャーだよね、あの人。
零「凛月、入ってもいいかえ？」
凛月「・・・ダメ」
零「そうかい。なら、答えておくれ。凛月は何をそんなに恐れているんじゃ？」
凛月「・・・誰一人、この話は絶対に信じない。ま〜くんでさえ」
零「我輩は信じるぞい。凛月の話」
多分この人はとても優しいんだろう。俺の話も信じてくれる。でも、信じてくれなかったらどうしよう。
ガチャリとドアが開く。俺の隣に座り優しく微笑みかける。
何故か俺はそれを見るととても落ち着いて安心する。そんなの、本人の前では言わない。恥ずかしいでしょ？
零「少しずつでいいんじゃよ？我輩は何も言わないから」
何でそんなに微笑みかけてくれる？俺には分からない。あんた、兄者の心の奥底が。
でも、こんなに落ち着けさせて安心させて、言葉一つ一つがとても優しい。これが兄という存在なのだろうか。
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星泉碧海(プロフ) - はじめまして！是非続編をお願いします！この作品何かと面白くて好きなんです！ (2017年6月13日 18時) (
レス) id: 191a833094 (このIDを非表示/違反報告)
紅鵺(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！！すぐ直しますね！！ (2017年4月29日 16時) (レス) id: ff06fbd8fb (このIDを非表示/違反報告)
夢幻(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2017年4月29日 14時) (レス) id: 2f87727d18 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻(プロフ) - あと、22ページ選びれしも→選ばれしもかと (2017年4月29日 14時) (レス) id: 2f87727d18 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻(プロフ) - 真っ赤なブラザー→ブレザーでは？14ページです。 (2017年4月29日 14時) (レス) id: 2f87727d18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鵺 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年1月23日 22時
