検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:192,633 hit

オトメン13~過去~ ページ15

俺は元々怖いの嫌いだし…いたいのも嫌い…


だったら何で不良かって?


それは俺が小学五年のときのことが関係しているんだ……


あれは暑い夏の日だった…


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺はその日数人の女子に呼び出されていた。



女子1「あんたなんで男なのに男子たちに人気なのよ!!」

貴「しっ……知らないよ…」

女子2「ほんと!うっとおしいのよ!」


ドンッ


ズシャァ


貴「い…いたぃぃ…」


女子3「いいきみね!」


貴「うぅ……」


女子4「あら?泣いちゃうの?」((ニヤニヤ


貴「な……泣かない…もん…」


女子2「あらそう?まぁ私たちを的に回したのをせいぜい後悔しなさい(笑)」


女子3「いこっ!」



パタパタパタパタ





その次の日からだった。


俺が女子にいじめられ始めたのは。


男子たちは気づかない。


俺と女子の戦い。


俺はひたすら耐えた。


五年生でも細くてひょろくても俺は強かった。


喧嘩になれば確実に勝てた。


だけどなるべく手をあげたくなかった。


いつか止めてくれると信じていた。


だけど、その期待は裏切られ俺は卒業までいじめられ続けた。


中学に上がる前りゅーくんに言われた。


柳『またいじめられるのが嫌なら不良の降りでもしてたら?そしたら誰もAをいじめないんじゃないか?』


俺は早速不良のふりをした。


怖いのも、痛いのも嫌いなのに、喧嘩なんてしたくないのに、他の不良たちは俺に喧嘩を売ってくる。


喧嘩をすれば全勝。


俺は不良の頂点に立った。


いじめられないのを代償に……




俺は……






色々な人の信用を失った……









ーーーーーーーーーーーー




これが俺の過去……


不良になった理由…

オトメン14→←オトメン12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (173 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
194人がお気に入り
設定タグ:黒バス , オトメン , ナッツ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナッツ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2013年11月27日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。