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No.３０ ページ31
貴方side
「はぁ」
私はひとりため息を溢す
「なんでよりによってセト…」
セトと気まずくなった私は(いやもとから気まずいけど)、世話役を放棄して早退した。
今日は家に帰って早く休もう。
……バイト、新しいとこ探そうかな…
＿＿＿
＿＿
＿
「…」
コノ「…ｽｰ」
なんでこいつ私のベッドで白昼堂々寝てんの…
どうやって入った…。
自由奔放なとこ、変わってないなぁ…
「起きて、コノハ(ｶﾞﾝｯ」
軽く？ベッドを蹴ってみた。
コノ「ん………ｽｩ」
「…。
コノハ、コノハってば、出てって」
次はコノハを揺すった。
コノ「…んん…(ｶﾞｼ」
「は」
ドサン
寝惚けたコノハに腕を捕まれ、
しかも左。そのままベッドに、そしてホールド。
抱き締められてる状況だ…
…なにがどうしてこうなる
「は、な、せ…！」
右手でぐっとコノハの胸板を押す。
「ｸﾞｯ！
…………ハァ、ハァ」
びくともしない。
チッ。
……どうしよう
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