No.18 ページ19
貴方side
……
……嗚呼
……もう…
「戻る訳、ないじゃん」
全員「…っ!」
…マリーが泣きそうな顔になる。
ヒビヤも、モモも
「じゃあね。」
これ以上皆といると、愚かな自分は、懲りもせず
「また、人を信じてみよう」
…なんていう気持ちが出てきそうで。
私は家の中に戻ろうとした
カノ「…っ!待って!!」
…
「…離してよ」
カノに左手首を掴まれた。
…なんでこいつはいつも左なのかな……
…はぁ
カノ「…」
カノがまた黙りコクる。
キド「おいカノ…」
私は空いてる右手で、掴んでいるカノの手を掴み、離させようとする。
でも、男のカノの腕を女の私が片手で簡単に外せるわけもなくて。
カノ「…?」
あぁ、カノが勘づいた。
私が、抵抗する割に
左手に少しの力もはめていないから。
いや、まあ、はめ
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