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No.13 ページ14

キドside









「じゃあ、ね。もう行くよ」








それだけ言うと、Aは人混みの中に消えていった。






行くなと止めたかった、でも、止められなかった。





だって、俺達にそんな権利は、ないんだから……









その後の買い物は、皆ほとんど無言で…



カノはまたいつものようなへらへらした顔になってたけど、きっと欺いていた。



マリーやキサラギは少しの間…泣いていた。









___アジト









エネ[…]

コノ「…」

セト「…」

シン「…





お前ら、流石についていい嘘と悪い嘘があるぞ」




シンタローが俺達を睨みながら言う。









…アジトに帰って、今日出掛けなかった奴等に、Aが生きている事を伝えたんだ







モモ「嘘じゃないよ…」

シン「他人のそら似だろ」

モモ「違う、ちゃんと話だってした」

シン「あいつは1年前死んだだろ!!!」

モモ「だから生きてたって言ってるじゃない!!」






キド「やめろ。二人とも」






シン「っ……」

モモ「…」







二人とも平常心を無くしてる。



…無理もない…









コノ「……A…何処に住んでるの…?」







コノハがふと呟いた









キドside終了

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2014年4月14日 23時

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