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62輪目 ページ16
その日の練習終わり、真ちゃんの支度を待っていると、
「ミケっち〜!」という声と共に衝撃が体を襲った。
見ると黄瀬くんが後ろから抱きついていた。く、苦しい。
「苦しいよ、黄瀬くん。」そう言うと、彼は謝りながら力を弱めてくれる。
「ったく、昨日までとはえらい違いだな。」
「まったくです。」
青峰くんと黒子くんの呆れた声に苦笑する。
「あ、ミケっちも一緒に帰ろうよ。」
「ごめんね。今日は先約があって。」どうやら、真ちゃんが赤司くんに話があるらしいのだ。
「そっスか。」
しゅんと落ち込む彼。錯覚かな、犬の耳が見える。
「次は一緒に帰ろうね。」「分かったっス!」
う〜ん、今度は揺れる尻尾が見える。
皆を手を振りながら見送ると、
「すまない、待ったか?」「待たせてしまったかな。」
2人の声がしたので大丈夫だと伝える。
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作者名:みぃ太郎 | 作成日時:2023年7月25日 21時