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6話 ページ8

次の日になって、二日目のテスト日


ああ、今日は鬼ごっこがあるんだ…

昨日のコンビニ行って食べ物買って、暇つぶししよう




「ワカバの雰囲気、楽しそうだね…」

「僕も学校ちょっと行きたいかもー」

「行けばいいじゃないっすか」

「できたらそうしてるってww」



団長が何も喋ってないし…

何があったんだろうと団長を少し見ても特に変わったとはなし

きにしなくてもいいだろうか




『じゃ、行ってくる』

「いってらっしゃいっす」

「いってらっしゃーい」

「きをつけてねっ…」


マリ―ありがとう、その言葉録音しておきたい←

そして団長あいさつしてくれ、悲しい




色々と頭に感情を浮かべながらもアジトを出て、商店街へ


裏道を通って行けばすぐに学校への道



フェンスを通って…

資料室へ行くと、何故か先生がいた



『何か用ですか?』

「あ、いやそれが……昨日生徒に、お前のコトを聞かれてな
 こっちも情報なんてないから教えようもなかったが」



ちょっと問われただけでたじろぐ先生

別にもう会社があるわけでもなし


そこまで怯えるコトもないだろう



『何か聞かれましたか?』

「う、あ……名前と、住所…あと、帰る時間だ」

『そうですか。名前は教えてください
 あ、今日はお昼終わったら帰るのでそれも伝えておいてください』

「わかった…」




先生が慌てるように資料室を出てく

はあ、つまんないの……



もうちょっと先生らしくしてくれてもいいんだがな

ま、今日は帰る時間も分かってるんだ


少しは楽しいコトになりそうだ



ワクワクした気分でテスト用紙を手に取った




〜しばらくして〜




…こんなものだな


ふうと息をついて、疲れた肩に手を置く

このまま資料室に居ても楽しくないし、屋上にでも行こうか


ああ、それと


俺を探っている生徒のコトを調べないとな



職員室にノックしてから


コンコンガラッ


…意味がない?
一応だ、一応←



そこらにいた先生に話しかける



『影の薄い生徒と、ものすごく背の高い赤い髪の生徒の資料をくれませんか』

「はい、はいっ」


…これで通じるとは思わなかった



渡された資料は、どっちも男子生徒の物であり、2人だ



『黒子テツヤと火神大我…これ以外は』

「ないです…」

『緑髪と、金髪と青と桃色の生徒は』

「この学校にはいないですよ、けど……」


『けど?』



相手は怯えているけど、ひるまずに質問攻めにする

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新古今和歌集 - モモちゃんが好きなのはおしるコーラだよ (2016年2月7日 15時) (レス) id: a42e0de80e (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» ………画面越しで伝わるんでしょうか……?← (2014年6月29日 12時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
希蒼(プロフ) - 鈴鐘草さん» 私の愛をあげます(^ω^) (2014年6月27日 20時) (レス) id: da76d92c79 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» う、うち間違ったです……;; (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» なっ…何をくれうんですかっ!?(キラキラ (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴鐘草 | 作成日時:2014年2月19日 17時

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