メカクシ団の副団長さんはキドの姉[カゲプロ]

４話 ページ6

...【黒子side】...


資料室に用があって来てみたのですが…

鍵がかかっているようですね



どうしましょうか…


そう考えていると、がらりとドアが開きました

…あれ



誰でしょうか


私服の方です




男か女か…分かりません



しかも僕に気がついてないようです



ヘッドフォンなんて持ってきて、校則違反にならないのでしょうか

帰っていきます…




そこでふと気がつきました



もしかしてこの人が、あの噂の生徒なんじゃないでしょうか


見るからに僕より身長が低いですから、

力ずくで逃げられることもなさそうです



本当は駄目ですが…


今日は学校、サボってしまいましょう




急いで火神君に連絡して、下駄箱に来てもらいましょうかね







...【ワカバside】...



やっぱり誰かいたような気がする

誰だろうか



…別に、見つかっても困りはしないが

困るのは学校側だから、俺には関係ないｷﾘｯ←




それに、見つかった方が面白いコトになりそうじゃないか？



体力を消耗するのは勘弁してもらいたいが、

ちょっとした“鬼ごっこ”になって、面白そうだろ？






…そう考えていると、何やらでかい男たちが集まりだした

良く見ると、影の薄い平均サイズもいるじゃないか



さっきの気配はあいつか




『ふっ…』



追いかけるつもりだろうが、先に隠れておくよ

別にいいだろう？


こっちへのハンデとして





とにかく校門から走り去って、道に隠れて見えなくなった所に来てから、

大木に登り隠れた




……遠くにコンビニが見える



よし、後でデザート買って行こう

そうしよう、うん←



危機感がないのは承知している



だってこちらからすれば、ゲームなのだからな

ちょっとは楽しませてくれよ？




　

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