32話 ページ35
次の日になり、団長がソワソワし始める
『時間になったら来るだろ?』
「そ、そうなんだけどな…」
落ち着かないんだ、と赤面しながら呟く団長は
え?狙ってんのコレ?
と、言えるぐらいに可愛かった←
正直俺としてはカラフルが来ても来なくてもどっちでもいい
興味ないし…
マリ―怖がらせてるし…
団長にカラフルのコトばっか考えさせるし…
キサラギがアイドルだから騒ぐだろうし…
…ん?ほとんど女子関係だ←
カラフルが来るまでの間、部屋の準備をしたり片づけをしたり
色々と暇つぶしをしていくと、外はすっかり暗い
『5時か…』
もう少しだな
あ、団長がさっきよりもウロウロしはじめた…
『団長ー、落ち着こうぜ』
「べ、別に落ち着いていない訳じゃない!コレは運動だ!」
どんな言い訳だよ…
部屋の一定距離グルグル回る運動って何なんだ
ただ目が回るだけだろ?
そんな団長も可愛いが←
ガチャッ
「ただいまー」
セトのその声とともにお邪魔しますとカラフル達の声が聞こえる
団員より先に来たか
「お久しぶりっす、木戸君!」
『おー…き、き……黄瀬』←
「わああっ、覚えてくれたんスね!」
「いや、どう聞いても今思い出してましたよね」
ばれたか←
「ん?そいつ誰だ?」
青色の目線は俺の後ろの方
「あ、ぅ…っ」
団長、俺の後ろに隠れたか
さっきまでウキウキしてたのに…
『おい団長、照れてないで挨拶してやれよ。可愛いな』←
「おいなんだ意味分からん言葉が紛れてたんだが!?」
「…あ」
全員が口から声を漏らした
「〜〜〜っ//」
そう、さっきまで照れていた団長は俺のボケにツッコミいれて、つい後ろから出てきてしまったのだ
あーあ、カッコつかないな?
なおも恥ずかしげに赤面する団長に声をかけてやろうか
『…ドンマイ』
「うるさああいっ!//」
「…ね、ねえ」
『ん?』
桃色だな
『久しぶり』
「ひ、久しぶり木戸君…えと、そこの人は…?」
あー、団長のコトか?
『団長、紹介しろよ』
「分かってる…」
団長が少し照れたように前を向いたと同時に
「お邪魔しまーす」
<ほらご主人もあいさつ!>
「うるせえな…お邪魔します。…コレでいいだろ」
「お邪魔します」
「お邪魔、します」
団員達が来た
『タイミング悪…くくっ…』
「おい笑うな」
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新古今和歌集 - モモちゃんが好きなのはおしるコーラだよ (2016年2月7日 15時) (レス) id: a42e0de80e (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» ………画面越しで伝わるんでしょうか……?← (2014年6月29日 12時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
希蒼(プロフ) - 鈴鐘草さん» 私の愛をあげます(^ω^) (2014年6月27日 20時) (レス) id: da76d92c79 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» う、うち間違ったです……;; (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» なっ…何をくれうんですかっ!?(キラキラ (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴鐘草 | 作成日時:2014年2月19日 17時