メカクシ団の副団長さんはキドの姉[カゲプロ] (ページ4)

今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:207,248 hit

２話ページ4

『セトおはよう』

「おはようっす！学校っすか？」

『ああ、テスト』

「なら一緒にアジト出て行こうっすよ。俺もバイトっすからね！」

ニカッと朝にあう爽やか笑顔

…炭酸飲料のＣＭにでれるぞコレ

『いいけどな…すぐに別れるぞ？』

「別にいいんすよ、ワカバといたいんすから」

おいセト、それモモとかに言ったら絶対誤解されるぞ

天然すぎるぞお前

「…(ワカバ、それわざと言ってるんだよ。気付いてあげようよ)」

「…(我が姉ながら気付かなさすぎだろ)」

「…(セト頑張って！)」

『？』

良く分からない視線を感じながらも、団長作の朝飯をテーブルに運ぶ

美味そうだな、相変わらず

「弁当ココに置いておくぞ」

『ん、ありがとな』

朝飯のハムエッグを食べながら返事した

セトはカノと同じ幼馴染の１人

たくさんバイトをしてるアルバイター

力仕事のせいか、昔と全然違う奴に育っている

カノは特に変わってないが←

…まあ、以上でこのアジトに住んでいる人は紹介が終わった

合計で５人になるな

男女で一つ屋根の下って危険じゃない？

なんて意見もあるらしいが、ここではかけらさえ見せない

というよりカノとセトがそういう奴じゃないからだろうか

だから、幼馴染兼、家族として暮らしているようなものになっている

このままの関係なんてないかもしれえないが…

でも俺は、この日常がとても好きだ

だから、副団長として守っていく

全て、俺は…

「ワカバ？」

ﾊｯ

『…何だ？』

「あのさあ、学校で噂流れてるらしいよ」

『？』

「謎の生徒がいるって。ワカバのことかもしれないよ？」

ああ、あれか…

別にばれても平気だろう

隠してる訳ではないのだから

ガタンと立ちあがって皿を流しに置いてから弁当を手に取った

『行ってくる。セト、玄関で待ってる』

今立ち上がるセトに一言告げてから玄関へ向かった

　