12話 ページ14
屋上、弁当をゆっくり食べていた
あ、もちろん給水タンクの影で
あのカラフル集団は屋上で弁当を食べているようだ
あと何故か俺の話でもちきりになっている
「でねでね、朝に助けてくれてねーっ!」
「お前好きな奴いたよな?」
「私は恋多き乙女なんです!」
「やはりあいつは男なのだろうか?」
「黒子っちよりも小さいッスけどね!」
「黄瀬くん、怒りますよ」
「ぎゃははは!オーラが黒!!」
「高尾お前笑い過ぎだ…」
賑やかなコトで
…いや、俺の所も人のコト言えないけど
『あいつらが飯食い終わったら出てきてやるか』
俺ってめちゃくちゃ優しいな←
弁当も食べ終わって、暇だからカラフル達の話を聞いていた
「ところでさっきいた吊り目の男性は誰でしょうか…」
「大好きなんだよとか言ってたよな」
「えぇっ、もしかして木戸君て女の子!?」
「どうだろうなー、そこまで動揺もしてなかったし」
「性別が不明なのだよ…」
こんなんだけど一応女だぞー
…一応な、一応
つーかこの外見で男って普通思うだろ←
「背は僕よりも低いですけど…あの身体能力はバスケ部に
入部させるぐらいの価値はあると思いませんか?」
「私より背が低いけど…でも階段をあんな所から飛び降りる何てね!」
…おいまて
何勝手に人をバスケ部に入れさせる計画立ててるんだ
俺無理だから
性別とか抜いても体力が壊滅的にないからな
引きこもり舐めるなよ、ニートじゃねえけど←
…そろそろ食い終わったかな
「確かに身体能力はすごいのだよ」
「じゃあやっぱり…」
『おい、人を勝手にバスケ部に入部させるなよ』
「「「!!」」」
『今日も鬼ごっこすんのか?』
「はい!…というかバスケ部に入ってくd((『無理だ』即答ですか」
『じゃー、始めるか、鬼ごっこ』
昨日と同じようにドアから逃げようと視線を向ければ…
『!…カラフル、お前達せこいぞ』
あの巨体らに屋上の出口をふさがれていた
「変なあだ名つけないで下さい」
『名前覚えるの苦手なんだよ、水色』
「僕は黒子です」
『分かったよ水子』
「黒子です、僕は胎児ではありません」
『わざとじゃねえから許せ』
…っと、無駄話してる間にこっち登ってこられちまうな
俺はどこか逃げられるかあたりを見回した
…屋上から飛び降りは、うん、流石に無理だ
『…と、いうことは』
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
新古今和歌集 - モモちゃんが好きなのはおしるコーラだよ (2016年2月7日 15時) (レス) id: a42e0de80e (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» ………画面越しで伝わるんでしょうか……?← (2014年6月29日 12時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
希蒼(プロフ) - 鈴鐘草さん» 私の愛をあげます(^ω^) (2014年6月27日 20時) (レス) id: da76d92c79 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» う、うち間違ったです……;; (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴鐘草(プロフ) - 希蒼さん» なっ…何をくれうんですかっ!?(キラキラ (2014年5月28日 21時) (レス) id: 041b6bfdd4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴鐘草 | 作成日時:2014年2月19日 17時