メカクシ団の副団長さんはキドの姉[カゲプロ] (ページ13)

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１１話ページ13

えー、お待ちかねのお昼の時間

飛ばし過ぎなのは重々承知してるぞ

『…やば』

弁当、忘れた…ｶﾞｸｯ

せっかく俺の可愛いくっそ可愛すぎる天使なクーデレでしかｍ((ｒｙ

…な、団長がつくってくれた弁当なのに！！←

『そこらのコンビニで弁当買うしかねえか…』

げた箱から外へ出た時だった

『…電話？』

スマホがブルブル震えてる

『もしもし』

≪あっワカバ？僕が誰か分かる～？≫

『カノだな』

《即答だねｗｗｗ弁当、今学校に持って来てるんだけど
　ワカバ何処にいるの？》

『正門だ』

分かった、今行くねといってすぐ電波をきったカノ

…俺の返事ぐらい聞けよ、おい

………あ、もしかしてあそこにいるのあいつらじゃないか？

遠くから見ても分かる…でかすぎて目立ってるな

…挑発したのは俺だが、今更言うが何故俺を追いかけるんだろうか…

まあ、そんなのどうでもいいが

あいつらからすれば、俺は面白い人間ということに((「ワカバ！」

『カノか』

「お弁当！持ってきてあげたよ～っ」

ひらひらと手を振っている

…あれに似てるな、黒っぽい髪のでかい男…

緑男と一緒にいるやつ
※高尾のコトです

「今日はねー、卵焼きが甘くしてあるからいっぱい運動しても大丈夫だってさ」

『…俺が鬼ごっこしてるの知ってるのか？』

「え、そんなことしてるの？キドは運動してるのかなーって
　うっすら思ってただけみたいだけど」

『そうか、行くな』

あいつらは目の前にいるが、いつもの屋上に行こうとする

「ワカバ！」

『…？何だ』

「キドもセトも僕も、ワカバに何かあったら死んじゃうくらい大好きなんだからね！
　僕、ほんとにワカバのこと大好きなんだからね！」

「……分かってる？」

『分かってる』

怪我するな、ってことだろ？

そうしてまた屋上へ歩きだす

「…分かってないよ、まったく」

「(二回目の大好きは、僕だけで言ってたのに…
　そこらへん気付いてほしいなあ…ま、ワカバだから仕方ないけど)」

　