気になる事 ページ4
蒼弥side
瑞稀くんに話を聞いてから数日後、
また昼休みに屋上で待ち合わせてまた話を聞く事になった。
｢瑞稀さん！｣
瑞｢瑞稀でいいよ。
あ、お友達はまたいるんだ？｣
作｢どうも、お気になさらず｣
｢物好きだよね、作ちゃんって…｣
ついてこなくていい、って言ったんだけど
何故かついてきた作ちゃんの事はもう諦めてる。
まぁ毎朝迎えに来る時点で ちょっと変わってるし…、
｢優斗の事、何かありました？｣
瑞｢あー…、まだ何とも言えないかな。
そっちこそ何か、話したりしないの？｣
｢基本避けられてるし、会っても冷たいので全然。
家は近所なんですけどね｣
朝は朝練でいないし、学年も違うから階も違ってすれ違う事とかほとんどない。
この間会ったのは 運が良かったとしか言えない。
｢せめて…連絡出来れば良いんですけど、拒否されてるみたいなんで｣
瑞｢…それ、本当に優斗？
疑うくらいにはイメージ無いんだけど。｣
｢俺も嘘だって思いたいです…、｣
あの優斗が人に冷たくするなんて、俺からしたら考えられないわ
そう呟く瑞稀くんに申し訳なくなるけど、頼みの綱は瑞稀くんしかいない。
瑞｢ま、何かあったら連絡して良いから｣
｢…、ありがとうございます｣
瑞稀くんと別れた後、教室へは戻らないで優斗を探すべく校内をブラついてみる。
相変わらず作ちゃんは、何も言わずに後をついてくるけど どうせ聞かないだろうしほっとく。
｢やっぱり教室なのかなー｣
一通り3年のフロア以外は 回ってみたけど、何処にもいなかった。
作｢…ぁ、｣
｢どうしたの？｣
作｢そう言えば、中庭とか外行ってないなーって思って｣
｢…あそこ、告白スポットだしやだよ｣
カッコいいし、優しいから優斗はモテるし、告白とかされるのは分かってるけど…
｢行きたくない｣
告白されてる所なんて見たくないし、相手にも失礼だと思うし。
(しょうがないし、今日は諦めるかな)
作｢…ガリさん、告白された事ある？｣
｢え？無いよ、ある訳ないじゃん。
作ちゃんはありそうだよね(笑)｣
作｢表面上しか見てない子ばっかりだけど、一応｣
｢お、作ちゃんは性格重視なんだ？｣
作｢そうだね、性格と……｣
最後に、作ちゃんがボソッと何か言ったけど 声が小さくて聞き取れなかった。
作( ちゃんと愛されてくれる人、かな )
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りお(プロフ) - うぉー！ ついに！コラボですね！ 待っていました！ありがとうございます。 ゆっくりでいいので更新待ってます。 (2019年1月25日 15時) (
レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 銀次さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2018年12月10日 22時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
銀次 - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年12月10日 21時) (レス) id: dbee3f1751 (このIDを非表示/違反報告)
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