瑞稀くん ページ3
蒼弥side
｢すみません、このクラスに男子の
瑞稀さんって居ますか？｣
そして昼休み
昼食を急いで食べた後、2年生のフロアへ行って虱潰しに 瑞稀くん を探し始めた。
作ちゃんもついて来て、心強かったけど
やっぱり周りの視線に内心ドキドキだったりする。
作｢いないね〜｣
｢居ても、女子だったりするし…
あと視線が痛い！｣
作｢まあね(笑)｣
廊下を歩いてても、ジロジロと見られるから居心地が悪い。
｢あのー、すみません。
このクラスに男子の瑞稀さんって居ますか？｣
そこそこ大きい学校だから、クラスの数も多くて時間が足りるか不安になりながら、同じフレーズを言った。
すると、
ﾓﾌﾞ｢瑞稀？居るけど｣
｢!! 呼んでもらっても良いですか？｣
ﾓﾌﾞ｢OK。
おーい瑞稀!客だぞー｣
瑞｢…ん、何｣
ﾓﾌﾞ｢1年で、何か用事あるみたいだけど｣
瑞｢1年って……誰？｣
良かった、居た!!
って思ったけど、先輩っていうのと 寝てた所を起こされて不機嫌なのか、少し怖い。
｢えっと、猪狩蒼弥です。
優斗の事について聞きたい事があって、｣
作｢同じく作間龍斗です｣
優斗って聞いて、若干表情は和らいだ気はするけど…何か変な威圧感がある。
もしかして そこまで仲良くなかったりすんのかな？
瑞｢…ちょっと場所変えてからね｣
瑞稀くんに連れられて来たのは、まさかの屋上だった。
え、鍵かかってるよね？
瑞｢ここね、見回りの人鍵かかってると思って確認してないけど 実は開いてるんだよ｣
作｢誰がやったんですか？｣
瑞｢さぁ？知ってても教えないよ｣
｢…あの、それで優斗の事なんですけど｣
フェンスに凭れながら、小さく欠伸をする瑞稀くんには申し訳ないけど、早速本題に入らせてもらう事にした。
｢優斗とは仲良いんですか？｣
瑞｢そりゃ友達だし｣
｢俺、優斗とは幼馴染なんですけど…距離置かれてて。
急に、不自然に置かれたので 理由を知りたくて…何か知ってる事とかありませんか？｣
瑞｢仲良くなったの高校からだし、態度も変な感じはないよ｣
｢そうですか…、｣
瑞｢猪狩…だっけ。心当たりないの？｣
｢全くないですね｣
瑞｢それとなく優斗に聞いてみるけど、期待しないでね｣
…少しぶっきらぼうに言う瑞稀くんは、実は良い人なのかもしれないと思った。
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りお(プロフ) - うぉー！ ついに！コラボですね！ 待っていました！ありがとうございます。 ゆっくりでいいので更新待ってます。 (2019年1月25日 15時) (
レス) id: 65c270f629 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 銀次さん» ありがとうございます、頑張ります！ (2018年12月10日 22時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
銀次 - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2018年12月10日 21時) (レス) id: dbee3f1751 (このIDを非表示/違反報告)
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