名将 ページ23
紅「・・・・・と言うわけで、彼女を試合に出してください！監督！！」
あかねが監督に事情を話す。
名将 如月さよ
白髪交じりの黒髪を硬く後ろで結び、スラリとした体型。
元プロバレーボールプレイヤー。その指導は選手の気づかぬ弱点を強みに鍛え上げる。
如「南崎中学出身の木兎A。」
「！？」
如「うちに勧誘するつもりで何度か試合を見に行った。けど、最後は無様な負け方だったじゃないか。」
「・・・・・・・」
如「自己管理もできないようじゃ選手失格だよ。」
如「控えのスパイカーもいるんだから、そうホイホイと部外者は出せないよ。」
如「バレーがしたいなら町内会のママさんバレーにでもでてなさい。」
その指導はとても厳しい。
この人の言うことはすべて本当だ。筋が通ってる。
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けど、
「無様な負け方をしたから、もうそんな負け方をしたくないんです。」
如月監督の目を見つめる。
「バレーはとても久しぶりです。現役程うまくいくかわかりません。けど！それを承知で試合に出して欲しいんです！！後悔はさせません！どうか、私に希望をください！！！」
監督に頭を下げる。
監督が口を開いた。
如「自信は？」
顔を上げる。
「少なくとも、控えのスパイカーよりは強いスパイクが打てます。」
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如「どうやら、メンタルは鍛えればなんとかなるようだね。加減を知らない自信は相変わらず。」
「え？」
如「なんでもないよ！！さぁ！そんなに試合に出たいなら出してやるよ。ただ、うちのスパイカー以上と言い切る程の実力を出さなきゃ体育館から放り出すよ！！！」
「は、はい！！」
如「あかね！あんたはセッターとして出な！その腕じゃスパイク打てないだろ！」
紅「はいな！！」
如「返事はハイッだよ！何度言わせたらわかるんだい？！」
突然の大声に勢い良く返事をして思わず駆け出す。
名将
その名に恥じぬ威厳に胸を躍らせつつもあかねと走った。
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rye(プロフ) - 26ページ目のとこでスポーツやってる人は爪を長く伸ばせませんし、ネイルもできませんよ (2019年1月30日 11時) (
レス) id: 2ff1dabc30 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 訂正します！お褒めの言葉ありがとうございます！ (2018年12月14日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
花火 - 夢主ちゃん可愛い！赤葦くん頑張れ！！…ﾀｲﾄﾙ【復活】冒頭ですが夢主の名前が「木兎」ではなく「如月」になってました。 (2018年12月12日 18時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
サナ - すいません。ありがとうございます！！ (2018年11月30日 17時) (レス) id: 1f0616d418 (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - 「もういやだ。１」の赤葦くんのｾﾘﾌ「…『烏野』です。今日は〜」ではなく「…『梟谷』です。今日は〜」ではないですか？ (2018年11月29日 20時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作成日時：2018年11月18日 21時
