【魔入りました!入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.4

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ﾊﾞﾁｨｯ…ｸﾞｸﾞ…



イ｢！！｣

止まっ…



ｷﾘｦ｢せやから阿呆やて言うたんや。学校を覆う外殻のバリアは爆発に耐えるため一番強固。｣



｢残り10秒！！｣



ｷﾘｦ｢その程度の魔力では破られへん。この日のために、｢みんなの絶望の表情(かお)をみる｣その瞬間のために長年かけて作った最高のバリアなんや。

理事長(サリバン)並の魔力が無ければ僕のバリアは破られへんわ！！｣


おじいちゃん並の…？


イ｢…｣ﾆｯ

イ｢ごめん、おじいちゃん。｣


"サ｢この呪文を唱えると指輪の中の僕の魔力を全部解放するから…｣"



イ｢約束破るね。



『パンドルーラ』ッ。｣




ｶﾁｯ…ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ…

！
指輪から黒いモヤが…！


行け…！行け…！！

固いバリアを…



ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ…



ぶち壊せ！！！！




ﾊﾟﾘﾝｯｯ



｢3｣


｢2｣



｢1｣



ﾋｭﾙﾙﾙﾙ…




ﾄﾞﾊﾟｧｱｧﾝｯｯ




『昔から花火が好きだったから…』


成功だよ、夢女…
綺麗な花火だ…




ｺﾞｰﾝ、ｺﾞｰﾝ…


｢｢｢｢おっお、おおおお！？？｣｣｣｣
｢なんだありゃあー！！｣
｢すげぇえ！｣｢キレーイ！｣



ｱﾒﾘ｢入間……！？｣



ア｢入間様！！｣




…キリヲside.




ｷﾘｦ｢____…はぁ〜、なんやねん…


あぁ〜なんやねんなんやねん！！
あとちょっとやったやん！なんでや！みんな笑顔になってもうてるやん！！ほんであのえげつない魔力なんやねん！僕が長年溜めてきた魔力何破ってくれてんねん！！｣ﾀﾞﾝﾀﾞﾝ！

僕と入間くんは空中に作ったバリアの上にいる。
なんやかんや言うて助けてもうたし…


ｷﾘｦ｢入間くんのあんぽんたん！アホッ！！気持ちよさそうに寝よってこの！
着地のこととか考えてないんか！アホ！アホーッ！！




なにほんまに全部拾っとんねん、阿呆ぅ…


はぁ〜全然お揃いちゃうやん。
____完敗やわ。入間くん…君の方がよっぽど野心家や。｣



でも、本当に夢女ちゃんのことは好きやねんで。
入間くんも夢女ちゃんも…誰も知らんと思うけど。

ずっと君の隣にいたかったなぁ…って思うわ。
もっと早く、出会ってたら…僕はこんなことを計画せえへんかったのに…


"ｷﾘｦ｢師団披露終わったら夢女ちゃんからのキスも嬉しいなあ。｣"


ｷﾘｦ｢…してほしかったなぁ。｣





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