【ポケモン】レッド「ねぇ。」『ん？』レッド「此方見てよ。」

クリスマス記念。 ページ16

『メリー苦しみます！』

「「メリー苦しみます！」」
私の言葉にリーフとコトネちゃんが反応した。

リーフ「街中のリア充は今頃[性夜の夜だな]とか言ってんでしょうね。」
リーフは外を眺めながら毒を吐いた。

ヒビキ「Aさんにも良い人が出来ますよ。」
ヒビキ君が笑顔で私に言ってきた。

うん、マジフェアリー。フェアリータイプだよヒビキ君。

レッド「A、A。雪だるま作りに行こ。」
レッドさんが外を指差しながら私の腕を掴んだ。

『寒いよ？』

レッド「シロガネやま。」
レッドさんは一言そう言った。

その一言で私は納得してしまった。

『皆も行こー。』

リーフ「Aが言うなら仕方ないわね。」

コトネ「ヒビキ、はいマフラー。」

ヒビキ「ありがと。コトネも手袋。」

コトネ「ありがと！」

ヒビキ君とコトネちゃんは互いに渡した物を着けて外に出た。

『今のって、クリスマスプレゼント？』

コトネ「そうですよ！」

ヒビキ「毎年渡し合ってるんです。」

プレゼントというか、常に着けてる物を渡すような感覚だとと思ったんだけど……。

レッド「クリスマスプレゼント。」
レッドさんは呟いた。

『誰かにあげるの？』

レッド「Aに。」

『っえ？』

レッド「後で、渡したげる。」
レッドさんは少し口角を上げて、私の方を見た。

リーフ「私もプレゼントがあるのよ。あ、レッドにもね。」
リーフが私達の間に割って入ってきた。

リーフ「(抜け駆け禁止よ。)」

レッド「(こういうときだけ目敏いんだから……。)」

皆で外に出て、雪だるまを作ったり、雪合戦をしていたら、グリーンが来た。

グリーン「何してんだ、お前ら。」

『雪合戦。』

グリーン「ガキかよ。」

リーフ「お前もな。」
リーフはグリーンの顔面に雪玉をぶつけた。

グリーン「ぶふっ！」

『くはっwww』

ヒビキ「だ、大丈夫ですか？」

コトネ「グリーンさん傑作ですよw」

レッド「あ、グリーンぼんじゅーる。」

何で此処でソレ出したレッドさん！w

グリーン「お前は何なんだ！黒歴史を掘り返すな！よし、ヒビキ以外のヤツら潰してやるよ。」

『贔屓だー！皆、逃げろー！』
私はそう叫んでグリーンから距離をとった。

グリーン「覚悟しろよ！」

そんなこんなで、皆と過ごしたクリスマスは、聖夜の夜感は全く無かった。まあでも、楽しかったから結果オーライだね！

力がカンスト済みのリーフさん。→←行動が早いコトネちゃん。

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