休息 ページ28
.........あんなに眠かったのに、
洗い始めると眠気が治まるの
なんでなんだろう。
ていうか、
ベッド一つじゃなかった?
別れてないの??
ん??
いろんなことを考えながら、
乙骨に早くシャワーを回さなきゃいけないから
シャワーを終えて急いで脱衣所を出た。
『ごめん、ありがと。』
乙「あ、起きた?笑笑
なにその服、誰の趣味?」
ニコリと笑ったと思ったら、
口元はそのままなのに目だけ虚に開いて
_____ 表情が変わる。
『え、自分で選んだんだけど...。
あんまり似合ってない??』
乙「あ、自分で買ったんだ。
ううん、すっごい似合ってる。」
_____ また表情が戻る。
『....乙骨も、シャワー浴びたら?』
乙「うん。そうする。」
ガチャという音と共に、
乙骨は部屋からいなくなった。
...........結局、乙骨に助けられてばっかりだったな。
あ、高専の皆に連絡いれなきゃ。
真希.....は乙骨との関係を怪しみそうだから....
五条先生......は絶対嫌。
.......野薔薇ちゃんにしよう。
"私と乙骨、任務が長引いて今日帰れない!"
送信ボタンを押す。
......上手く皆に伝えておいてほしいな。
あ、返信。
"先輩、帰ってきたら全部聞かせて下さい。^ ^"
.........大丈夫かな。
脚を宙でバタバタと振って、疲れをとる。
本当に疲れたな。
乙「お疲れ様。 マッサージしようか?」
『......ありがと』
濡れた髪の乙骨、久しぶりだ。
乙骨は、私が任務で疲れて帰ってくると
よく脚をマッサージしてくれていた。
それが........
『ん"な"〜〜〜〜』
乙「猫みたい。笑笑」
本当に最高。
別れてからこれが無くなったのは、かなり応えた。
胡座の状態でこっち向きに座る乙骨に脚を投げ出す。
『.....マッサージ師.....むいてる.......多分......』
乙「はは。そんなに?笑
...............もうすぐ消えるな、これ 」
ふいに、
内腿の跡をなぞった。
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ももちゃ - いやぁ、いい小説やぁ、、、 (2022年12月18日 19時) (レス) @page6 id: 8be011992d (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 今作も最高に最高な作品でした〜!!!!!ありがとうございます、、、、 (2022年7月25日 15時) (レス) id: 2b6b2b0610 (このIDを非表示/違反報告)
春風いちご - ああもう最高、早く小石さんの宗教作りません? (2022年7月4日 20時) (レス) id: d57e220c95 (このIDを非表示/違反報告)
chimuko(プロフ) - ほんと毎回天才すぎませんか、私もう小石様の書く乙骨しか見れません大好きです……これからも更新頑張ってくださいいいい応援しております(;;) (2022年7月3日 15時) (レス) id: 0efb2643b6 (このIDを非表示/違反報告)
げろ(プロフ) - うわ最高すぎます。これからも更新頑張ってください!! (2022年7月2日 14時) (レス) id: b9f8def78a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2022年6月26日 3時