唄声を～美しき人魚～［歌い手］

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人間が生まれる遥か昔。
海の深い深い海底近くで上半身は人間、下半身は魚のヒレを持った生物が生まれた。
その生物は海底に大きな城を築き上げ、街をつくり海を遊泳した。

そして、人間が生まれると、海で泳ぐその生物を｢人魚｣と呼んだ。人魚は｢神の遣い｣やら｢海の守り神｣として人間たちに讃えられたが、その珍しさに人魚を狩るものが増えた。

すると、たちまち人魚の数は少なくなり、生き残った者は今までよりも深い海に身を隠した。そのため、その姿は見られなくなり、只の神話や童話の世界の伝説となっている────。

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初めまして、駄作者の緑里咲翠凛(えみり)です！

人魚と歌い手様に手を出してしまいました！
名前は全て設定することをお勧めします！執筆状態：連載中