89話 ページ40
NO視点
アルミン「！まさか……エレンの場所の話しをしたのは、ライナーにその事を聞かれたからでした。それに、あの時、女型の巨人が凝視してた手の平に刃で文字が刻む事が出来たかもしれない……ライナーなら……」
エレン「はぁ？なんだそりゃあ……何でそんな話しになるんだ……お前は………！」
ハンジ「エレン！……いや、全員聞くんだ。もし、ライナーとベルトルトを見つけても、こちらの疑いを悟られんように振る舞え！勿論、アニ・レオンハートの存在には一切触れるな！彼等がアニの共謀者であってもなくても上手く誘導して地下深く幽閉する必要がある！」
アルミン「！………そういえば………」
ハンジ「？どうした？アルミン」
アルミン「僕達は超大型巨人が現れる5年前にAと会った事があって……」
ハンジ「Aと？」
リヴァイ「おい、Aは確か、壁内に入って2日で超大型が来た筈だ。その短期間で会えるもんなのか？」
エレン「あ、Aの隣の家が俺家だったんですよ」
ハンジ「！こんな偶然ってあるの？」
サシャ「へ、壁内に入ってきたってどういう事何ですか？Aは元から壁内に居たんじゃ………」
ハンジ「あぁ、その説明はまだだったね。Aは璧外でリヴァイが見つけたんだ」
リヴァイ「あの時は巨人が一斉にある場所に行ったから巨人どもを追いかけて頸を削いでいったらその中にAが居たんだよ」
アルミン「Aが！？」
リヴァイ「あぁ、それから保護って感じになって、偶々空いてたのがお前の家の隣だったって事だ」
エレン「成る程……そういう事か……」
ハンジ「あぁ。それからアルミンが言いかけてた事だけど……」
アルミン「あ、はい！5年前にあって、超大型が来た後に僕達は訓練兵になるまでAと会わなくて、Aは死んだと思っていました。ですが、訓練兵になった時にAと会えたんです」
ハンジ「？それは良いんじゃないのか？それがどうかしたの？」
アルミン「その2年間、ライナーとベルトルトとアニと一緒に居たみたいです。ですから、アニとベルトルト、ライナーは共謀者の可能性は充分にあります。アニとライナー、ベルトルトと喋ってる所を見かけなくても、Aがその3人と喋ってるのはよく見かけました」
ハンジ「なんだって！？」
リヴァイ「よりによってAか……もしかしたら、ライナー達はAを攫おうとか考えてんじゃないのか？Aの力なら充分に考えられる」
ハンジ「………それじゃあ、Aを攫われないようにも気をつけよう全員分かったね？」
全員「「「はい！！」」」
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
