78話 ページ29
A視点
それでベル君が目刺したのをお兄ちゃんと一緒に押していた
ベルトルト「A！ライナー！無事か！」
ライナー「あぁ！ベルトルト、生き延びて帰るぞ！絶対に、俺達の故郷にな！」
3人で一緒に暮らしてた時に故郷に戻るってお兄ちゃん達が言ってっけ………
ベルトルト「あ、あぁ、帰ろう！」
ライナー「勿論Aもだ！」
A「私も？……」
ベルトルト「そうだよ！Aも一緒に僕達の故郷に行こう！そしたら、ずっと一緒に居れる！」
…………ずっと………
確かに………ベル君とお兄ちゃんとなら！
A「うん！」
ユミル「ライナー！ベルトルト！A！」
それでユミルが呼んだところを見たら大砲があった
ライナー「おい、それ。火薬は？砲弾は？」
ユミル「そんなもんねぇーよ。これ事くれてやる。そこをどけ！」
それで大砲が階段の上から落ちて来た
それからお兄ちゃんとベル君と私はその砲弾を避けて止縛法を解除した
そして、大砲は巨人に当たった
ユミル「上手くいったみたいだな。奇跡的に……」
ライナー「あぁ、ありゃあ起き上がれねぇだろ。彼奴のサイズじゃな」
コニー「どうする？こんなナイフしか無いけど頸削いでみるか？」
ライナー「辞めとけ、掴まれただけでも重傷だ」
クリスタ「と、取り敢えず、上の階まで交代しよう！入って来たのは1匹だけとは限らないし……」
それでクリスタが言いかけて止まったから後ろを見たら巨人が新しく入ってきてた
クリスタ「コニー！！」
その新しく入ってきた巨人はコニーを食べようとした
危ない！
それでコニーを守ろうとしたらベル君の方に誰かに押された
ベルトルト「A！だ、大丈夫か？」
A「だ、大丈夫……だけど、コニーが！」
それで見たらコニーじゃなくてお兄ちゃんの腕が噛まれてた
ま、まさか、さっき押したのはお兄ちゃん？
A「お兄ちゃん！」
彼奴を追い出せば………！
っ………！
身体が……限界に近くなってる…………！？
こんな時に！！
ベルトルト「A！危ない！」
それで倒れそうだったのをベル君が支えてくれた
ベルトルト「A……Aの身体は多分、限界がきてるんだと思う……だから、無茶は……」
A「今、無茶しなきゃ………何も守れないよ……家族も……仲間も………何もかも！」
もう、これ以上………死なせたくない……！！
それでお兄ちゃんの方を見たら噛まれたけど、巨人は塔から落とす事が出来たみたいだった
よ、良かった………
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
