14話 ページ19
夢主side
家を出ていち早く彼と出会った
「！ おはようございます…」
赤司 「お、おはよう。有栖川さん」
少し戸惑いながら爽やかな笑顔で返事をしてくれた
だから、少し考えてしまった。
「あ、あの」
"私と本当に婚約者になっても良かったのか"
赤司 「ん？なんだい？」
「…あ、いえ……何でもない、ですっ」
そんなことを言えずただ誤魔化してばかり
…勇気がない私
赤司 「…一緒に行こうか？」
「…はい、っ」
〜＊〜5分後〜＊〜
…ど、どうしよう、話すことがない…
赤司、夢主 「あの…」
「そ、そちらから…どうぞ」
赤司 「いや！そちらからでいいよ」
「…はい、すみません。」
「今度、私の幼なじみと会えることになったんです」
あ、あれ！？な、なんか話したいことと違うっ！
「けど、顔も覚えてなくて…声と、その人が好きなだったことくらい＿＿＿」
あっ…
私は、口を覆った。
大変なことを言ってしまったかもしれない…っ
そう思っていたが彼は気にしていないように話をした
赤司 「…俺にも幼なじみがいたんだ。」
その後「女の子が２人、姉妹なんだ」と付け足した
赤司 「もう、会えない幼なじみだ…」
赤司 「だけど、事件が起こったんだ」
事件……私達にもあった
赤司 「姉の方が車に引かれそうになって俺が助けに行って代わりに引かれた。その時俺は一部の記憶を喪ってしまったんだ。」
"お姉様が車に引かれそうになってせーくんが助けに行って代わりに引かれてしまった。そして、記憶を無くした"
「…う…うそ…っ」
見事に同じ事件が起こっている
そして、私は確信した
彼が、あの幼なじみと同一人物だということを
赤司 「まぁ、すべて親から聞いた話だけどね……ん？どうしたんだ、有栖川さん」
「も、もしかして……せーくん？」
赤司 「せ…ぇ…くん？」
「っ…！覚えてないの！？」
…！そうだ…せーくんは記憶を失ったんだ……
だから…だから思い出せないんだ…
赤司 「うっ……」
「せーくん！？」
急にせーくんは頭を抱え始めた
赤司 「もうちょ、っとで…」
そう言って倒れた
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かげりん - この作品大好きです！！更新頑張ってください！！！応援してます！！！！ (2018年1月13日 4時) (
レス) id: 01dfe19ebe (このIDを非表示/違反報告)
唯憂(プロフ) - 私はペテン師が笑う頃にとえ、ああ、そうが好きです！ (2016年4月30日 1時) (レス) id: 74c693f809 (このIDを非表示/違反報告)
千々岩星華(プロフ) - 面白いです！次が楽しみです！ (2016年4月21日 19時) (レス) id: 28f28819e4 (このIDを非表示/違反報告)
ユー - 楽しみです！更新、頑張ってください！ (2016年3月25日 6時) (レス) id: fa9502f7ab (このIDを非表示/違反報告)
いりあ - 私はorangestarさん、ナブナさんの曲がオススメだと思いますよ！ (2016年3月15日 22時) (レス) id: 22e48c2fdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶羽 | 作成日時：2016年2月4日 18時
