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その名は ページ7

あれからまた月日が流れ


私と白凛の文通は


まだ続いていた



白凛はもう大きくなり


言葉遣いも字も大人らしくなってきた


そして


よく白龍様の話を出すようになった



先日、

父上の元へ女性が来ました


けれど、父上は心ここに在らずで


遠くの空を見上げておりました

父上は


空を見上げる時、母上を想っていると


申し上げていました



私のことをまだ思ってくれている



そんな白龍様に嬉し涙が出た



冬が近づき


空気が冷たさを帯び始めた頃



私は3人目となる子を産んだ



「姫様!


元気で


玉のように美しい



女子でございます!」



新藍の言葉に私は微笑んだ



あれから数時間後


紅徳帝は何食わぬ顔でやってきた



「ご苦労であった、苺凛」



私は小さく頭を下げた



「名はまた日を改めて決めよう」



それだけを残して



紅徳帝は去っていった




「我が子じゃないから


そんなに憎いのかしら」


私は紅徳帝の出ていった扉を見つめて


呟いた



それから


私の初となる女子は




「紅麗」

と名づけられた

紅徳と紅麗→←救いの手



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推しは最高神☆推しを幸せに☆ - 面白いろいです!!最初そうりんちゃんに酷い事した白龍ゆるせませんでした(モルもです)あと、紅徳は最低。 ですが小説は最高なので更新待ってます! (2020年9月5日 22時) (レス) id: 11099bdacf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごみるく | 作成日時:2019年10月5日 11時

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