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染岡のノーマルシュートを円堂が熱血パンチで止めると、橋の上にいた人々が控えめに歓声をあげる。
それに気付いた雷門サッカー部は、そちらに目を向けた。


「なんか最近、ギャラリーが増えてないか?」

「そうでヤンスねぇ」


練習中に動きを止めた仲間達に「どうしたどうした。動き止めるな」と円堂が声をかけつつ近寄る。


「もしかして、ついに出来たのか?」

「何が?」

「俺達のファンだよ」

「「「えぇっ!?」」」


風丸がそう思うのはわかる気がする。
今まで誰も見向きもしなかった雷門の練習に、人が見学するようになってきたのだから。


「ファン……俺達に……?」


いかにも感極まってますと言わんばかりの円堂に、白石はファン(仮)を見つめた。


『(ファンなんて可愛いもんじゃない気がするけど……)』


そのうちテレビの取材とか来たりして、と夢を見る仲間達。伝えるのは億劫だが真実を言わなければ雷門は不利になる。
白石が口を開きかけた瞬間、土手から車が現れると、夏未がおりて一言


「必殺技の練習は禁止します」

「いきなりなにを言い出すんだよ!必殺技無しで、FFを勝ち抜けるのかよ!」

「あれが見えてないの?」


夏未が橋の上の人々を指差すと「俺達のファンだろ!?」と嬉しそうな円堂。言うなら今しかない、と白石は夏未の隣に立つ。


『あれはファンなんかじゃないよ。
他の中学の偵察隊で、俺達のデータを取りに来てる』


白石が真実を言うと、よほどショックだったのか騒いでた奴らは一瞬にして固まった。

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作者名:-naki- | 作成日時:2018年6月3日 13時

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