天才ゲームメーカーと天才リベロ V5【イナイレ】 (ページ33)

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第231話-カタール戦- ページ33

《さぁ、デザートライオン、ナセルのゴールキックから試合再開です。》

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

｢カイル！｣

虎丸｢ふっ！｣

《投入されたばかりの宇都宮、デザートライオンのパスをインターセット！
そのまま、攻め上がる！》

｢止めろ！｣

虎丸｢抜ける！｣

《宇都宮、更にDFを2人躱した！
さぁ、宇都宮、ゴール前まで持ち込む！》

虎丸｢…！｣

《ここで宇都宮、バックパスだ！》

｢いただき！｣

《デザートライオン、ムサ、そのボールをインターセット、大きくパスを出す！》

円堂｢皆、マークだ！｣

木暮｢ハァ…ハァ…｣

壁山｢ダメっす…追いつけないっす…｣

立向居｢行かせない！｣

《止めたァ！立向居、デザートライオンの進行を何とか止めました！》

円堂｢いいぞ、立向居！｣

風丸｢取る！｣

《こぼれ球を風丸が押さえた！イナズマジャパン、カウンターアタックのチャンスだ！》

鬼道｢皆、上がれ！｣

｢押さえろ！｣

風丸｢ふっ！｣

風丸君の蹴ったボールを、虎丸君が取る。

《なんと、宇都宮飛び込んだ！鬼道へのセンタリングをカット！この大胆なプレーに、デザートライオンディフェンス陣が崩れた！》

豪炎寺｢今だ！打て、虎丸！｣

虎丸｢うおおっ！…！｣

《宇都宮、ここで豪炎寺にパス！》

豪炎寺｢…爆熱ストーム！｣

｢ストームライダー！｣

《キーパー、ナセル！豪炎寺の強烈なシュートを、ガッチリ押さえた！
イナズマジャパン、追加点ならず！》

円堂｢惜しかったな！でも、ナイスアシストだったぜ、虎丸！｣

豪炎寺｢虎丸、何故シュートしなかった？｣

虎丸｢だって、豪炎寺さんの方が確実だと思って。｣

豪炎寺｢決定的なチャンスだぞ。どうして自分で打たなかったんだ？｣

虎丸｢…俺が決めたらダメなんです。｣

豪炎寺｢どういう意味だ？虎丸。｣

｢攻め上がれ、皆！｣

《ボールは、ナセルからザックへ！
チャンスから一転、今度はイナズマジャパンがカウンターアタックを受ける形となった！》

鬼道｢皆、戻れ！｣

《デザートライオン、猛然とイナズマジャパンのゴールに迫る！
後半も残り時間は少ない！イナズマジャパン、勝利は目前だァ！》

円堂｢皆、来たぞ！｣

立向居｢止めてやる！｣

｢邪魔だ！｣

立向居｢うわあっ！｣

｢カイル！｣

｢食らえ！ミラージュシュート！｣

円堂｢正義の鉄拳！｣