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第225話 ページ27

円堂「あれは…」

「飛鷹さん!」

飛鷹「お前ら、何してる?チームの掟、忘れたのか?」

「おいおいおい、あんたはもうリーダーじゃないんだぜ、飛鷹さんよ。」

飛鷹「唐須…お前が新しいリーダーってわけか。鈴目はどうした?」

唐須「鈴目?あぁ、あいつなら目障りなんで、追い出したよ…ボコボコにしてね。」

飛鷹「てめぇ!」

唐須「あんたの時代は終わったんだよ、飛鷹さん!やれ。」

「「「…!うわあああっ!」」」

飛鷹「馬鹿野郎共が!」

飛鷹君が宙を蹴ると、物凄い風が起こった。

唐須「いっ!」

円堂「え?」

「「「うわあああっ!」」」

風が止むと、飛鷹君に唐須と呼ばれた男の子だけが立っていた。

飛鷹君に向かっていった子達は、地面に倒れている。

唐須「チッ、役に立たねぇ奴らだ。」

唐須は、拳を鳴らしながら、飛鷹君に近付く。

円堂君が、唐須の前に立った。

円堂「やめろ!飛鷹は大事なチームメイトなんだ。」

飛鷹「…!」

円堂「殴りたいんなら、俺を殴れ。」

飛鷹「キャプテン…」

円堂「お前もだ、飛鷹。どうしてもやるというなら、俺が相手になる。」

唐須「萎えちまったぜ。今日のところは帰りますよ。だけどこの借りは必ず返すぜ、飛鷹さん。」

そう言うと、唐須は帰っていった。

飛鷹「手荒なことをしてすまなかった。」

飛鷹君は、地面に倒れている男の子達の傍にしゃがんだ。

「飛鷹さん…」

円堂「え?」

飛鷹「なんでこんな真似をした?」

「仕方なかったんです。」

「自分の敵になりそうな相手を大勢で潰すのが、新リーダーのやり方なんです。」

「俺達も唐須さんのやり方が間違ってるって分かってます。でも、歯が立たなくて…」

「お願いです、飛鷹さん。チームに戻ってください。」

「「「お願いします!」」」

飛鷹「これはお前達の問題だ。俺にはどうすることも出来ない。」

飛鷹君にそう言われると、男の子達は歩いていった。

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作品ジャンル:アニメ
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苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 私、てっきり日本人だと思ってました…笑 (2019年11月16日 15時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 苺の花さん» 漢字的に………かな?と思ってました。 (2019年11月15日 16時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 私もびっくりしました!亜風炉照美って、韓国系の名前なんですか? (2019年11月14日 23時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - まさか、照美の母国が韓国だったなんて………… 確か照美の本名って『亜風炉照美』でしたよね。 名前的に韓国だとは思っていましたけど……;; あれ聞いたとたん、一瞬自分が凍り付きました (2019年11月14日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 苺の花さん» 母親思いでいい子だ……!! (2019年11月11日 22時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年11月3日 15時

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