第55話 ページ6
音無「やったぁ!」
円堂「勝った…勝ったぞ!宇宙人に勝ったんだ!」
染岡「おう!」
塔子「あたし達は勝ったんだ!」
風丸「あぁ!」
私は、レーゼ達の所に行った。
レーゼ「何の用だ?我々を侮辱しに来たのか?」
A「ねぇ、もしかして…」
円堂「監督!俺達、勝ちました。ありがとうございます!」
瞳子「おめでとう。」
レーゼ「お前達は知らないんだ…本当のエイリア学園の恐ろしさを…
我々はセカンドランクに過ぎない…我々の力など、イプシロンに比べれば…」
「無様だぞ、レーゼ。」
円堂「何だ?」
A「…」
禍々しい光に目を向けると、またあの感じがした。
レーゼ「デザーム様!」
デザーム「覚悟は出来ているか?お前達を追放する。」
レーゼ「デザーム様…」
レーゼは、膝から崩れ落ちた。
A「レーゼ!」
レーゼ「…!来ちゃダメだ!」
ドンッ!
A「きゃっ!」
私はレーゼに押されて、後ろに倒れた。
私の横を黒いサッカーボールが通り過ぎて、ジェミニストームは禍々しい光に包み込まれた。
レーゼ「ニコッ)」
A「…!リュウジ君!」
私は、手を伸ばした。
その瞬間、ジェミニストームの皆は禍々しい光と共に消えてしまった。
デザーム「我らはエイリア学園ファーストランクチーム、イプシロン。
地球の民達は、やがてエイリア学園の真の力を知るだろう。」
そう言うと、イプシロンは光の中に消えていった。
円堂「イプシロン…宇宙人との戦いは、まだ終わってないんだ!」
その夜、私は瞳子さんの部屋を訪れた。
瞳子「鬼道さん?どうしたの?こんな夜遅くに。」
A「レーゼが、リュウジ君だったんです…」
瞳子「…!」
A「瞳子さん…なんでリュウジ君がエイリア学園にいるんですか?」
瞳子「思い出したのね。…Aちゃん。」
瞳子さんは、エイリア学園のことを話してくれた。
A「そんな…じゃあ、お日さま園の皆は…」
瞳子「敵よ。」
A「…!」
皆が敵…?
私は、膝から崩れ落ちた。
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年10月5日 21時