第64話 ページ15
次の日。
「色々ご迷惑をお掛けしました。我々のために戦ってくれたこと、感謝しています。」
円堂「こちらこそ、色々ありがとう。」
音無「あの、木暮君は?」
「そういえば、姿が見えませんね。」
栗松「あいつから、うちのユニフォーム返してもらってないでやんすよ?」
夏未「まぁいいわ。記念のプレゼントってことにしときましょ。」
目金「漫遊寺のこれからが、思いやられますね。」
円堂「木暮に言っといてください。サッカー頑張れって。」
私達は、一先ず雷門に戻るため、走り出した。
土門「いやぁ、何だかんだいって、木暮って奴は面白かったよなぁ!」
風丸「チームに入れなくてよかったのかな?」
目金「いやいや、それでいいのです。あんな奴がいたら、宇宙人に勝てるものも勝てなくなっちゃいますからね。」
一之瀬「シビアだなぁ、目金君。」
壁山「あ、あのぉ…お話中のところすみませんが…」
吹雪「何だい?」
染岡「ああ?マジかよ!」
皆「えぇ!?」
円堂「お前!」
音無「木暮君!」
木暮「ウッシッシ!」
音無「アハハ…」
こうして、木暮君がイナズマキャラバンの一員になった。
のはいいけども…
栗松「俺は反対でやんす!」
目金「あーー!!僕のレイナちゃんがぁ…」
木暮「ウッシッシ…」
目金「ぼ、僕もこんな奴が、雷門イレブンに入るのは絶対反対です!」
木暮「ふんっ、たかがおもちゃくらいで。」
目金「何を!?」
栗松「あーー!!」
円堂「今度は何だよ?」
栗松「俺の雑誌が…」
木暮「ウッシッシ!」
音無「木暮君!皆に謝りなさい。ちゃんと謝らないと、漫遊寺に帰ってもらうからね。」
木暮「ごめんよ…」
円堂「まぁ、本人も謝ってるんだからさ!」
A「そうそう!許してあげようよ、目金君、栗松君!」
栗松「キャプテンとAさんにそう言われちゃ、仕方ないでやんす…」
瞳子「行くわよ。」
円堂「よぉし、出発だ!」
A「おー!」
私と円堂君は、席に戻ろうと歩き出した。
A・円「あらっ?」
ドタンッ!
私達は、盛大に転けた。
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作者名:苺の花 | 作成日時:2019年10月5日 21時