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story16 ページ17

近くでいいと言ったのに
結局家の前まで送ってくれた黄瀬くん。

玄関前で私が中に入るのを見届けると
じゃ、俺も帰るッスわ〜と歩き出そうとする
彼の裾を掴んで最後に一言だけ言った。

A「黄瀬くん、今日はありがと、楽しかった」

黄瀬くんは裾を掴んでいた私の手を握ると

黄「俺も。おやすみッス!」
と微笑んで帰って行った。

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作者名:苺朱-moa- | 作成日時:2015年2月25日 23時

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