【一松】ストーカー、ダメ、ゼッタイ

七話 ページ9

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『あの。守ってくれるのはありがたいんですけど………色々勘違いされるので』


一｢色々ってなに？｣


『え、いや……』




私は以前、仕事の同僚にこんなことを言われたことがある。




《あんた、彼氏いるんだねー！》


《は？なんで？》


《いつも入り口にいる人、彼氏でしょー！》


《違うわ！！》


《え？違うの？なーんだー。つまんなーい》




………と、このようなことを四,五回言われたことがある。




『か、彼氏とか………』


一｢…Aってそういうの気にするんだね｣


一｢可愛い｣



ぐっ！！！←


か、かか可愛いって！！！！


破壊力が半端ない………！！！



『と、とにかく。ここに来るのはやめてください！』


一｢あ、じゃあ付き合おうよ｣
『はい！！？？』


一｢気になるんだったらもう付き合ったらいいじゃん｣



今思ったこと。


やっぱりこいつはバカだ←



『い、いやいや！！なんでそうなるんですか！』


一｢だって気になるんでしょ？周りの目が。じゃあもう付き合おうよ｣


『いいいや！！！無理です！！』


一｢なんで嫌なの？僕の事が好きじゃないの？｣


『なんでそうなったんですか。好きじゃないです！』


一｢え？｣←


『え？』←

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