二十話 ページ24
、
弟。という事はお兄さんか。
多分……この人長男かな。
なんか赤ってリーダー的なオーラが出てるし。
多分この人長男だわ。うん。
『あの。名前…聞いてもいいですか?』
?「え?」
『一松のお兄さんなら名前も似てるのかなと。世にも珍しい六つ子ですし。』
?「あー。なるほどね」
赤のパーカーの人が納得したように頷いた。
?「じゃ、まず俺からね!」
お「俺はおそ松!長男だぜ!」
カ「俺はカラ松。次男だ」
チ「僕はチョロ松。三男です」
十「僕十四松!!五男だよ!!」
ト「トド松でーす!末っ子だよ!」
『へえー……。やっぱり名前も似てるんだな……』
チ「貴方の名前は?」
『ああ。私は水原Aって言います。気軽に下の名前で呼んでください』
一通りの自己紹介を終えた後、また沈黙が続いた。
でもやっぱり、六つ子って言っても皆違うんだよなあ。
目とか、口とか、性格とか。
それぞれ特徴があるんだよなあ……。
そんな事を考えていると、おそ松さんが口を開いた。
お「あのさ」
『はい?』
お「一松のどこが好きなの?」
『はあ!?』
お「いやー、一松に彼女がいたなんて思わなくてさぁー!俺より先に作るってなんか腹立つけどね」
それはまた今度じっくり聞くわ、とおそ松さんが黒い笑みを浮かべて言った。
『か、彼女じゃないです!!』
お「いやいや、隠さなくていいんだよ?別にやましい事じゃないんだしさぁ」
おそ松さんはそう言うと、ハッとしたような顔をしてから私を見つめた。
『……な、なんですか?』
お「……ぶっちゃけ一松とどこまでやった?」
『ブフッ!』←
なぜかむせてしまった←
カ「おそ松!いきなり何を言い出すんだ!」
お「えー。だってさー、昨日一晩一緒にいた訳でしょ?何も無いとは言えないじゃん」
お「まあ何かあったんならあいつ首吊りの系だけどね」
軽いか、と言ったおそ松さんはニヤニヤした顔でこっちを見た。
お、おおい。何て事をいきなり言うんですか…。
私は顔が赤くなるのを感じた。
お「………え。まさか……ヤったの?」
『ヤってません!!!』
その声で周りの人が一斉にこっちを向く。
……ご、ゴホンッ。
『おそ松サァン?そういう事は簡単に言わないでくれますかねぇ?』
お「おー。怖い怖い」
91人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一松 - 続きが早く知りたいです!とてもドキドキしながら見てます!あ、自分のペースでいいので、更新頑張ってください!いつでも待っていますんで!(一松推しなので好きすぎてヤバい、、、) (2020年1月13日 22時) (レス) id: 2aca88dc98 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 好きすぎて色々ヤヴァイです…… (2019年8月18日 1時) (レス) id: 39d281762a (このIDを非表示/違反報告)
符結 - ごめんなさいいろんな行動に笑ってました()これからも更新頑張ってください! (2019年8月8日 8時) (レス) id: f9909fef7a (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんばんは。初めまして。おそ松さん春から映画化されますね?一松は学生時代に何かあったのですかね?友達と仲良く話してるシーンを一瞬見たんです。友達要らない的な事を言っていたので何かあったのかなと今でも気になってはいますが今だに謎のままですよね。 (2019年1月8日 23時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - 安い本☆さん» 初めまして!安い本☆さんの小説、いつも楽しく読ませて頂いています。更新をやめてしまうのは悲しいですが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています!! (2018年10月6日 8時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ