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十二話 ページ16







『あー。今まで色んな事あったなー』


一「何が?」


『いいや、何でもないよ』



私も黙々とご飯を食べるスペースを進める。


一松を見ると膝に猫を寝かせたまま、ご飯を食べていた。


ああ、可愛いなあ……。


………


ちっがうよ!!←


あの時は一松の本性を知らなかったからカッコイイとか思ってただけであってね?


今は別。今は別さ。


……今は別なんだよォォ!!


……ゴホン。


あ。そうだ。


私は箸置きに箸をおいた。



『そう言えば一松。家に帰らなくて大丈夫なの?』


一「………うん」


『そっかー。ならいいんだけどね』



私は納得して箸を手に持つ。


………え、まって。


私はまた箸を箸置きにおいた。



『一松は今日どこに泊まるの?』


一「え?Aの家だけど」


『え』



私は口を開いたまま一松を見た。


いやいや。別に家にいるのはいいよ?でも泊まるのは流石にさ。うん。


前はここに簡単に住むとか言ってたけどね?それは流石に私が許しません。


あの頃の私にはまだ早い←


ので今までは昼間はここに居座り、夜になったらあっちに帰るって感じだったわけです。


めんどくさ←



『いや。それはダメでしょ。一松の家にも許可取らないと!』


一「ああ、大丈夫。許可はとった」


『じ、じゃあ。下着は?下着はどうするの!』


一「ああ、それも大丈夫。持ってきた」


『仕事が早いなこんちくしょう。』









ご飯も食べ終わり、お風呂の時間。




『じゃあ一松。先入って』


一「うん。」



一松は脱衣所の扉を開けたとき、パッとこちらを見ながら立ち止まった。



一「………一緒に入ろう」


『何言ってんだよ。バカなのか』


『入りません。早く先に入ってください』



私は真顔でそう返した。

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一松 - 続きが早く知りたいです!とてもドキドキしながら見てます!あ、自分のペースでいいので、更新頑張ってください!いつでも待っていますんで!(一松推しなので好きすぎてヤバい、、、) (2020年1月13日 22時) (レス) id: 2aca88dc98 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 好きすぎて色々ヤヴァイです…… (2019年8月18日 1時) (レス) id: 39d281762a (このIDを非表示/違反報告)
符結 - ごめんなさいいろんな行動に笑ってました()これからも更新頑張ってください! (2019年8月8日 8時) (レス) id: f9909fef7a (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんばんは。初めまして。おそ松さん春から映画化されますね?一松は学生時代に何かあったのですかね?友達と仲良く話してるシーンを一瞬見たんです。友達要らない的な事を言っていたので何かあったのかなと今でも気になってはいますが今だに謎のままですよね。 (2019年1月8日 23時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - 安い本☆さん» 初めまして!安い本☆さんの小説、いつも楽しく読ませて頂いています。更新をやめてしまうのは悲しいですが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています!! (2018年10月6日 8時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:安い本☆ x他1人 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)  
作成日時:2017年6月5日 1時

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