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十一話 ページ15







『は……?え?』


「Aの部屋ってシンプルなんだねえ」



は……なんで……。


『一松さんが……?』



目の前にいる一松さんはニヤッと笑った。


え……ええ……?


なんで一松さんが私の家に……。



一「あ、今なんでって思った?」


『え………』


一「Aって感情が顔に出るよね」


一「ほら、今怯えてる」



一松さんは私に近づいた。


私の足は動かなかった。


すごく怖かった。



一「安心してよ」


一「僕、そこらへんの男共とは違うから」



一松さんの手が私の頬にあたる。


一松さんの手は冷たかった。



『な、なんでいるんですか……』


『鍵なんて落とした覚えもないのに……』


一「あー」



一松さんはジャージのポケットから鍵を取り出した。



一「作ってもらった」


『は!?』



話によると、ここの大家さんに私の事を言って、鍵を作ってもらったらしい。



『で、でも。そんな簡単には……』


一「兄とかさ。適当な事言ったら作ってくれた」


『大家さぁぁん………』



そんな簡単に作ってどうすんだよ大家さん……。


私がそんなふうに呆れていると、一松さんがこんな事を言い出した。




一「まあいいじゃん。これから一緒に暮らすんだしさ」


『はあ!?』



驚きのあまり大声をあげてしまった。


なんで?いつのまにそんな事になってんの!?


ていうかまず無理ですから!!男の人と暮らすとかぁぁぁ!!!



『な、何言ってるんですか!?』


一「え?そういう事でしょ?僕がいるってことは」


『で、でも!』



すると一松さんは、私から一歩づつ離れていった。



一「ま、今更断れないよ?」


『え?』


一「もう大家さんには許可もらったからね」


『ちょ、マジで。はぁ!?』



一松さんは私を見て、またまたニヤッと笑った。



一「そういう事で、よろしく」


『………はあぁぁぁ』



ここから一松さんとの生活が始まった。

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一松 - 続きが早く知りたいです!とてもドキドキしながら見てます!あ、自分のペースでいいので、更新頑張ってください!いつでも待っていますんで!(一松推しなので好きすぎてヤバい、、、) (2020年1月13日 22時) (レス) id: 2aca88dc98 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - 好きすぎて色々ヤヴァイです…… (2019年8月18日 1時) (レス) id: 39d281762a (このIDを非表示/違反報告)
符結 - ごめんなさいいろんな行動に笑ってました()これからも更新頑張ってください! (2019年8月8日 8時) (レス) id: f9909fef7a (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんばんは。初めまして。おそ松さん春から映画化されますね?一松は学生時代に何かあったのですかね?友達と仲良く話してるシーンを一瞬見たんです。友達要らない的な事を言っていたので何かあったのかなと今でも気になってはいますが今だに謎のままですよね。 (2019年1月8日 23時) (レス) id: b9ee30de80 (このIDを非表示/違反報告)
frisk - 安い本☆さん» 初めまして!安い本☆さんの小説、いつも楽しく読ませて頂いています。更新をやめてしまうのは悲しいですが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています!! (2018年10月6日 8時) (レス) id: f264c528d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:安い本☆ x他1人 | 作者ホームページ:(ヾノ・∀・`)  
作成日時:2017年6月5日 1時

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