【あんスタ】私とあいつの喧嘩祭り【朔間凛月】

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「Aちゃん、調子悪そうだね」



．



机でうなだれてる私をみて

そう言ってきたのは同じクラスの英智くんだった


．



『…ちょっとね、…例のばかやろーがしてやらかしたの』



．



英智くんはそう言う私に向かって

苦笑いをしてきた



．



まーくんと同じで

またかとでも思っているのだろう



．



「…どうせまた2年生の教室であったことなんだろう？ 転校生ちゃんとかとめるタイプだと思ったんだけどなあ」



．



そんな英智くんの言葉に

ああ

と頷いた



．



『あんずちゃんもとめてくれようとしてくれてるんだろうけど私達の言い合いに入れないみたい』



．



そう言うとすぐ納得されて

複雑な気分になる

私達そんなにうるさいかなあ



．



『ていうかKnightsはみんな紳士的……』



．



そこで一旦とまって近くの机で

寝ている瀬名くんをちらっとみた

…ついでに廊下からきこえてくるレオくんの声も



．



『す、少なくとも司くんは紳士的でしょ！！
めちゃくちゃ優しいしthe･紳士！！！』



．



思いのほか英智くんが笑ってくれて



．



そんなに笑わないでよ

なんて言ったら

「ごめん」って謝られた。



．



「でも、嫌いじゃないんでしょ？」

『……っ』



．



この人は私の弱みを握っているのか

それか全部見透かしているのか



．



私は凛月のこと嫌いだなんて言ったことない



．



「図星かあ」



．



なんて笑ういつもの英智くんらしくない顔を

少し睨んだ



．



＊

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