今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:34,272 hit
小｜中｜大
✿103 ページ9
「……蘭さん、そろそろ大奥に行きませんか？」
「大奥にいる大層な奴等を斬って火を放ちましょう！」
「そうすれば俺達の天下だ！！」
"巷の人斬り”と呼ばれ恐れられた俺が一声かければ
沢山の堅気じゃない男達が集まった。
人斬り・物盗り・博打で稼いでいる者も。
少なからず皆が皆、大奥を崇拝している訳ではない。
煙管を加え大奥の間取り図を広げる。
『まずは大奥の知識を頭に入れとかねえとな。』
「蘭さんは一番に御所に向かってください。
下っ端どもは俺達が片付けます！」
『……いや、俺は大奥へは行かない。』
俺の予想外の言葉に取り巻き共はザワザワと声を立てる。
『いいか、大奥取締役の北山宏光は生捕りにしろ。
それ以外は斬り捨てて構わねえ。
俺は優先することがある。』
大奥から届いた文を襟袖から取り出す。
‥‥お前も粋なこと考えたもんだなあ。
なあ？裕太。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いっぽちゃん
| 作成日時：2023年4月13日 20時
