検索窓
今日:1 hit、昨日:34 hit、合計:34,433 hit

✿102 ページ8

それからひと月あまりが経ったが
蘭は未だに姿を現さなかった。

直ぐにでも襲撃してくるかと思ったが、
奴は頭が切れるのかもしれない。

あえて日にちを置くつもりなのだろう。

そして、あれだけ日常を賑わしていた辻斬りも
その日を境にピタリと止んだ。


‥‥まさに嵐の前の静けさ。



そんな中、俺達は今日も武術を学ぶ。

あの日、俺と千賀は全く使い物にならなかった。

あの男を見たときに足が竦んで動けなかった。

果敢にも斬りかかった藤ヶ谷様と宮田とは違って……。

蘭と対面した時に既に気付いてしまった。

どうやっても俺では勝てない‥‥。

蘭には勝てなくても、
アイツの取り巻きには絶対に勝つ!!



それは千賀も同じ想いのようで、

今日も俺と千賀は太刀を交わせていた。

✿103→←✿101



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
193人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 宮玉 , 藤北
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2023年4月13日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。