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✿102 ページ8
それからひと月あまりが経ったが
蘭は未だに姿を現さなかった。
直ぐにでも襲撃してくるかと思ったが、
奴は頭が切れるのかもしれない。
あえて日にちを置くつもりなのだろう。
そして、あれだけ日常を賑わしていた辻斬りも
その日を境にピタリと止んだ。
‥‥まさに嵐の前の静けさ。
そんな中、俺達は今日も武術を学ぶ。
あの日、俺と千賀は全く使い物にならなかった。
あの男を見たときに足が竦んで動けなかった。
果敢にも斬りかかった藤ヶ谷様と宮田とは違って……。
蘭と対面した時に既に気付いてしまった。
どうやっても俺では勝てない‥‥。
蘭には勝てなくても、
アイツの取り巻きには絶対に勝つ!!
それは千賀も同じ想いのようで、
今日も俺と千賀は太刀を交わせていた。
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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2023年4月13日 20時