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美彩。(リン様からのリクエスト) ページ4

私、恋してるのかな・・。

ふと、自分の心に問いかけた。

最近、胸がドキドキするんだ。

それは・・そう。

彼が来てからだった。

KZきっての美貌の持ち主である彼・・美門 翼。

最初はね、他のKZのみんなと同じような友達だと思ったの。

でも、だんだん他の人とは違う感情を抱き始めたんだ。

なんだか、彼の顔を見ると心がときめくっていうか・・。

幸せになれるというか・・。

そう思っていた時だった。

頬に、冷たい何かを当てられた。

「ほら、アーヤ飲みなよ。」

そう言って、彼は私にペットボトルのジュースをくれた。

「あ・・ありがとう。」

そう言いながら私はペットボトルのふたを開けた。

冷たくて、のどが癒される感じだった。

「ねえ、アーヤ。」

「なあに?」

先から止まらない胸の鼓動を抑えるようにして聞いた。

「目を閉じてみて。」

いきなりの彼からの要望に、戸惑いながらもしたがった。

でも、どうして目を閉じてなんて・・。

・・・!!

突然の衝撃に私は驚いた。

私の唇に温かくて柔らかいなにかが当たった・・!!

「まさか、キスだと思ったかい?」

彼は、無邪気ながらに美しい顔を私に向けた。

それ以前に、キスだなんて・・・。

「いや、別にそんなことなんて・・。」

「安心して、指に決まってるよ。君の唇に何かついていたから。」

唇に何かが付いていたのを取ってくれただけなのに・・私ったら。

ほんの少しだけキスを想像した自分があほらしく思えてきた。

「さ、みんなのところへいこ!」

彼は私の手を握った。

彼の指は、柔らかいけど冷たかった。

その瞬間、私は全てを察したのだった。

若彩。(姫織様からのリクエスト)→←砂彩。(あおい様からのリクエスト)



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ショートピース - 片彩をお願いしてもいいですか (12月4日 6時) (レス) @page6 id: 863f8c46c7 (このIDを非表示/違反報告)
穂花 - 私も小彩に一票!! お願いします。( ̄^ ̄)ゞ (2019年11月9日 8時) (レス) id: 3f747db18e (このIDを非表示/違反報告)
うーろんちゃ(プロフ) - 彩野さん» 同感です、私からも小彩をお願いしてもいいですか? (2019年1月25日 14時) (レス) id: bce6155df3 (このIDを非表示/違反報告)
彩野 - 小彩をお願いさせていただいてもいいですか? (2018年11月19日 22時) (レス) id: 961d97e695 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣 - 若彩お願いしてもいいですかっ?((黙 (2018年9月8日 13時) (レス) id: 0d31a48397 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナミネ☆ マリン | 作成日時:2016年5月8日 21時

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