突発的ですが、アイドル始めてみたんですよ。 【 黒バス 】

22.わんこと、アヒルと、王子。 ページ32

「お疲れ、黄瀬くん」



黄瀬「Aちゃんもお疲れっス!!

ていうか!!!どうやったらあんな儚い表情できるんスか〜!?」



「儚い……?」



黄瀬「アレっスか!!天賦の才能って奴っスか?!」



「てんぷの…?」





まるで犬みたいに人懐っこい黄瀬くん。


ユキとは正反対だなぁ…(笑)





黄瀬「やっぱ天賦の才能なんスねー……オレも頑張らないとっスよね!」




「が、頑張れ?」






はいっスー!と太陽のような笑顔で返事をする黄瀬くん。



こういう後輩が居たなんて、森山やユキは羨ましいなぁ。




毎日が楽しそうだよね、明るいし。








黄瀬「そういえばAちゃん!

そっちのグループで、森山センパイや笠松センパイってどんな感じなんスか?」



「森山達?」



黄瀬「オレ、高校の部活の時の厳しいセンパイしか知らないんスよ!!」



「あぁ……うーん。

森山は、普段残念だけど切り替えはちゃんとしてるし……
ユキも、厳しいけどメンバー想いで無理はさせないし。




きっと黄瀬くんが思ってる姿とあまり変わんないと思うよ?」




黄瀬「やっぱり森山センパイは残念なんスね……(笑)」





苦笑いしながら言う黄瀬くん。


あー…高校の時もそうだったのか。





その時、ガチャリと楽屋の扉が開いた。





『おねがいしまー…………!?』





扉が開いて入ってきたのは黒い髪のアヒル口が特徴的な人。






黄瀬「虹村センパイ!?」




「に、にじむら……?」




虹村「今日、雑誌の撮影してる奴って…」





虹村、と呼ばれた人はため息をつきながらこちらを見る。





虹村「…っと、初めましてだよな。


虹村修造、元XCIXのリーダーやってたけど最近まで活動休止してた。
今は、メンバー入れ替えもされて再びXCIXリーダーとして活動してる。



よろしくな」



「XCIX……!!


あっ、トップアイドルの…!!」



虹村「おう、何だ。知ってくれてるのか。


期待の新星のヤツに知ってもらえてるとか、スゲー嬉しいわ」





知ってるも何も、僕が子役として活動してる時から憧れていた大先輩だ。


まさか、目の前に居るとは思わないよ…。






「+mate.所属の、東雲 Aです。

よろしくお願いします…!」




虹村「おう、よろしくな!」

番外編:春日くんと桜井くんと、メンバーと。　@9/2春日、9/9桜井 HPB!→←番外編:青峰くんとメンバーと。　@8/31 青峰大輝HPB

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