５、意外な展開 ページ5
ＩＳＨとの意外な出会いを終え、彼らは自室に戻ることとなった。
「それにしても、意外だったなぁ・・」
アーヤは、ＩＳＨの存在について若武から何度か聞いたことがあった。
自分たちと何度も戦いあった、とかキーパーが強い、とか。
アーヤはＫＺの試合を見たことはあるが、ＩＳＨは見たことが無い。
(いったい、どんな人たちなんだろう・・・)
そう思いながら温泉に入るために用意をしていると、ドアをトントンたたく音がした。
(若武達かな・・？)
一旦荷物を置き、ドアの方へ向かった。
「はーい」
アーヤはドアを開ける。
そこにいたのは、アーヤの想像もしていなかった人物。
その人物は、若武でも上杉でも黒木でも小塚でもなくーーーーー
「あの・・誰ですか？」
そう返す他無かった。
アーヤの目の前にいたのは、ＫＺメンバーではない。
まったくもって、アーヤの記憶に無い人物であった。
「いやだなぁ、先ほど会ったじゃないですか」
そう言って相手は微笑む。
(この微笑み、もしかして・・・)
そう、アーヤはこの笑みに記憶がある。
それも、かなり最近のこと。
「あの、先ほどのＩＳＨの方ですか？」
「うん、そうだよ。僕は、ＩＳＨのメンバー」
「どうしてこちらへ・・・ここは、私の部屋ですので、用は無いと・・」
再び、彼は微笑む。
今気付いたが、先程は３人だったが、今はこの人だけだ。
「君に用があるんだよねー僕」
「な、何で名前を知らない人に・・？」
「ああ、確か名前言ってなかったね、僕。名前は、清川 結宗」
きよかわ ゆいしゅう。
彼は、そう高らかの名乗った。
「きよ、かわさん・・？」
「うん、そーだよ。で？君は？」
「・・・立花彩です・・」
「ふーん、アーヤちゃんかぁ」
清川と名乗ったメンバーは、何度もアーヤの名前を口ずさむ。
その景色を、アーヤは内心驚きながら見つめた。
「あのさ、アーヤちゃん」
「は、はい」
「僕の彼女になんない？」
「・・・へ？」
いきなりで、更に予想外の言葉に、アーヤはただそう返すしかなかった。
だって、そうだ。
もし仮に相手がＫＺなら、まだありえたかもしれない。
だが、相手はほんの少し前にあったばかりの人。
「なんで、ですか・・？」
「理由知りたい？・・君は、何でだと思う？」
「え、えーと・・」
「今の君には分からないよね」
そう言って、清川は微笑む。
最初とは全く違う、冷たい笑みを...
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ナミネ☆ - 危龍さん» ありがとうございます！現在、ISHの出るＫＺのお話を書いているので、良ければお願いいたします♪ (2017年9月13日 21時) (
レス) id: af5c00d0de (このIDを非表示/違反報告)
危龍 - とても面白かったです。 私は、ISHが気に入りました。なので、ISH の出るkzの話を作って欲しいです。お願いします (2017年8月22日 8時) (レス) id: 28aad0d79a (このIDを非表示/違反報告)
まい - 砂原や翼を出してくれるなら4がいいです。 (2017年5月14日 13時) (レス) id: 48d0f73d72 (このIDを非表示/違反報告)
ナミネ☆ - 璃桜さん» コメントありがとうございます！！では、次回作が完結した後、そちらのほうを書かせていただきます、コメントありがとうございました！ (2017年5月14日 8時) (レス) id: b0f37939b1 (このIDを非表示/違反報告)
ナミネ☆ - ひまりさん» コメントありがとうございます！！はい、では先に案４ほのぼのKZらいふ！を書かせていただきます、コメントありがとうございました！ (2017年5月14日 8時) (レス) id: b0f37939b1 (このIDを非表示/違反報告)
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