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2話 ページ4
重い足を動かして学校に向かう。私の気持ちとは裏腹に天気は晴れ。
「…先に行ってる」
そういい足速に学校へと向かう。
まこにぃがなにかいいたげだったが、そんななの知らない。
学校に向かう途中、誰かに会うだなんてことはなかった。
ーーーーーーーーー
「おはよ…」
私はいつも通り聞こえるか聞こえないか程度の挨拶をする。だけど
「あ！Aちゃん！おはよう！」
一番に声をかけてくれる子がいる。
「なるちゃんおはよう」
鳴上嵐くん。私はなるちゃんってよんでる。
「あらら今日はいつもに増して元気ないわね？」なんて突っ込まれてしまう。なんでもお見通しなんだなあ。
「うーんちょっと、ね。寝付き悪くて」
私がそういうとダメじゃない！ちゃんと寝ないと！今日は早めに寝るのよ！と注意されてしまう。まあいつものことだけど。
続く
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作者名：なるせ | 作成日時：2023年1月10日 21時
