お兄ちゃんたちのブログで何故か私がモテモテなんですが。3【黒バス】

(ひゃくはち くりっく) ページ19

…茶番っていうか。
いいからこの赤司誰か止めて!!!保護者いないの!!?

あ。と 赤司と一緒にきた灰崎に目をやる。
そういえば、灰崎と会話中だったんだっけ。ごめん忘れてた。


「バル崎」


ちょっと、と手招きをする。そっちこそ普通に呼べねぇのかよ!!と言っていたのは気にしない。
脳内ではちゃんと“灰崎”って言えてるのにな、って思ったけど言わない。

よーとを続けているのは、私のそんな性格のせいかもしれない。


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私は、灰崎の肩を掴んだ。


「…あのさ、赤司の保護者役いないの？」

先輩とか先輩とか先輩とか。
あ、でも赤司なら先輩くらい自分で捻り潰しそう。捻り潰すって誰の迷言だったっけ。青峰？紫原くん？それとも、中学のとき苦手だったひげぼーぼーに生やしてる先生のお母さんの従兄弟の友人のはとこの子どもだったっけ？
…誰だそれ。



灰崎は、ため息を吐いて、こう言った。




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「I don`t know.」


困った困った、とでも言いたげに手でジェスチャーをしている。
いや……私だって困った困っただよ!!!そんなときに英語で喋られるから余計に困ってるよ！！！困ってるの3乗だよ！！！！？



...ここでぎゃーぎゃー言っても仕方ない。最終手段に出よう。


私は黙って灰崎の肩から手を離し、お兄ちゃんの腕を掴んだ。




「？どーしたの、Aちゃん？」


頭に？マークを付けながらも嬉しそうな(←)お兄ちゃん。



……よし、最終手段。





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「私、花火見たいなー？
　…“お兄ちゃんと行きたい”なっ！」


つまり他校組は来るなと。
そして灰崎は赤司の保護者になれと。そう言いたいのです、私は。



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