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涼『 ちょっと、Aさんちゃんと歩いて 』
「 も、いや 」
涼『 あー無理俺泣きそう襲うよ 』
「 …いいよ、別に、」
涼『 ……あーもう！ 』
ソフトドリンクなんてヌルいもの、最初のジンジャーエールでもう御免だった。
やめなきゃ、悪酔いするんだから
なんて冷静な天使の囁きは、悪魔に笑われて私の手を止めることは無かった。
涼『 龍友くん呼んだから！喧嘩してんのか知らんけどちゃんと送ってもらうから！ 』
「 龍友…え、やだよなんで、」
涼『 この状況で俺と一晩過ごしたらどうなるか分かんない？ 』
「 怖い涼太くん 」
涼『 Aさんって、酔うとこんなになんの？ 』
「 みんな可愛いって言って私のこと好きになるのよ 」
涼『 あぁもう台無しだよAさんしっかりして 』
公園のベンチ、隣に座る涼太くんが私に水を飲ませようと私の体を支える腕が、少し頼りなくって
ふふふって笑うと涼太くんは、笑い事じゃない、なんて冷たく言い払うけど、なんだか涼太くんの隣って落ち着くなぁ、って。
「 涼太くん、まだまだ子供ね 」
涼『 ３歳しか変わんないよ 』
「 あらやだ、私がおばさんだって言いたいの？ 」
涼『 Aさんから言い出したんでしょ… 』
「 涼太くんなら、私のこと幸せにしてくれるの、？ 」
涼『 …俺はAさんと一緒にいれたら幸せだよ 』
「 ……いやそれ涼太くんの幸せじゃない 」
涼『 少なくとも、泣かせはしないかなぁ 』
「 なにそれー、私そんなにすぐ泣かないわよ 」
涼『 泣いてるじゃん 』
「 これはコンタクト痛いだけ 」
涼『 Aさんが今してるのはメガネでしょ 』
なんの話をしてたんだっけ
あぁもう今すぐ眠りたい。
そんなこと考えてたら、いきなり腕を掴まれた。
掴まれた腕の先を見上げると、公園の街灯の逆光のせいで顔は見えないけど、掴まれたところがジンジン熱くなる。
ほんとに、泣いちゃいそう。
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菜緒子(プロフ) - いきなりスミマセンｆ^^*) Snow Whiteホントに大好きです!!!何回も何回も読み返してます！！また龍友メインのお話を書いてくれませんか？たのしみにしてます！！ (2017年6月14日 1時) (
レス) id: 903269e808 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - はじめまして(*^^*)このお話大好きです！！私、龍友ファンなので龍友メインのお話でテンションアガってます(≧∇≦)これからも更新頑張ってくださいo(｀ω´ )o楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2016年11月23日 14時) (レス) id: 10446014c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーちゃむ
| 作成日時：2016年11月21日 19時
