【黒バス】少年少女無我夢中【パロディ】2

目×６４ ページ25

学園祭の準備は着々と進んだ


…まぁ、仕事したのは先生と火神くんだけで、僕は何もしてませんが

ゲームのコピーでの練習は、先生と対戦したが僕の圧勝でした


本番の為に、15時間は睡眠をとり、ついに当日



"「まもなく学園祭を開催いたします」"



黒子「始まりますね。火神くん、準備は大丈夫ですか？」

火神「おう！だけど緊張はするもんだな……」

黒子「なに緊張してんですか。僕は負けないし大丈夫です」

火神「そ、それはそうだな。……いや、全然面白くないとか言われたら……なぁ」

黒子「……大丈夫ですよ。頑張って作ったものです。楽しんでくれますよ」



火神くんも緊張するんだな、と若干失礼なことを思いながら言った

それでも言葉に嘘なんてない

(僕は何もしてませんが)努力の結晶を面白くないと言われたらそれこそどうしてやりましょうか



黒子「お客さんが来てしまいますね。
教室の前で案内してください。しっかり説明をするんですよ」

火神「お、おう！……黒子、頑張れよ」

黒子「もちろんです」

火神「じゃ、じゃあ俺も準備するな！」



そう言いながらもドアに額をぶつけていた彼は、本当に大丈夫なんでしょうか……？


椅子に座れば、ドアが開いた

どうやら対戦相手が来たようですね



黒子「(…逆光で見えませんね)
いらっしゃいませ。このクラスでは射的ゲームをやってます。
僕と対戦して勝つ事ができましたら―――」

「なんじゃ。どんなやつかと思えば、随分とひょろい男じゃのう。
ドアの前に立ってた奴の方がよっぽど倒しがいがありそうじゃ」

「悪いな少年。こいつ、一応シューティングゲーム上手いから景品なくなるかもな」

「一応は余計じゃっ！」



……茶髪と…………ケツアゴ？

なんとまぁ、面白な二人組が来ましたね



「「DEAD BULLET-1989-」って知ってるか？あいつ、その大会で準決勝までいったらしいぜ」

黒子「！ ほう……」



僕が全国二位になった大会ですね

せいぜいバレないようにしなくては



黒子「ところでひとついいですか？」

「？」

黒子「あの人……すごいケツアゴですね(ﾎﾞｿｯ」

「わかるか少年。……ケツアゴリラって呼んでやってくれ(ﾎﾞｿｯ」

「そこの二人聞こえてるからな！？」




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