早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【早川充洋】

４**ことの次第はこうだ** ページ4

中村「はぁー。やっぱりこうなっていたか・・・。」

早川「あっ、なかむ(ら)ー!!」



そこに現れたのは、私らと同じ学年の中村。

この中村は恐ろしく苦労人。

なんてったって、早川の相手をいつもしているのだから。

ちなみに早川が教室に乱入した時、中村は後ろで頭を抱えていたのだ。



泉「はぁー。んじゃ、私行くわ。」

私は購買に向かって歩き出した、が・・・



中村「待ってくれ、浦城。俺からも頼む。バスケ部のマネージャーになってくれ。」



と中村に深々と頭を下げられたのだ。

ちょ、やめてよ・・・///



泉「ちょっ、嫌よ!!だってめんどくさいもん!!」

中村「そこをなんとか。」

早川「頼むA!!」


早川も頭を下げてくる。

もぉ〜、一体なんなのよ〜〜!!


泉「そもそも、なんで今更マネージャーがいるのよ。」

中村「あー、それはだな。1週間前に遡るんだ・・・。」




.。o○ ○o。..。o○ ○o。..。o○ ○o。..。o○ ○o。..。o○ ○o。.


早川が浦城の教室に乗り込む前の昼休み




森山「女子マネージャーを入れよう!!」




「「「「「は？」」」」」


バスケ部のミーティング兼お昼中、女好きの森山先輩が言い出したのが発端だ。



笠松「女子マネージャーって・・・ウチには陽和がいるだろう？」

森山「蒼井さんは笠松専用マネージャーじゃないか!!」

笠松「なななな何言ってんだテメー///」

森山「そうじゃなくて、俺を見てくれる後輩が欲しいんだ!!」

早川「お(れ)いつも、も(り)やまサンのことみて(る)っす!!」

森山「女の子がいいのおおおおっ!!」

小堀「まぁ、合宿もあるし・・・蒼井１人じゃ大変だよなぁ・・・。」

森山「だよね!!だから、もう１人マネージャー入れよう!!」

笠松「うっ・・・陽和も大変だからなぁ・・・」



中村「取るのは構いませんが、応募が殺到しますよ？」



先輩の会話に口を挟む俺。

まぁ、その理由は・・・


チラリと仕事のメールを返すモデルさんに目を向けるのであった。

５**私の選抜理由**→←３**お断り!!**

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