14**効果抜群**蒼井Side ページ14
3vs3のミニゲーム中・・・ボクは開いた口がふさがらない。
早川君と中村君・・・格別に上手くなってる・・・!!
上手くなっているとは技が増えたわけではない。
まして、体力が増えたわけでもない。
ならどうしてか・・・
技のキレが良くなったからだ。
2人の利き手のボール使いがいつも以上に良い。
それはおそらく腕・手首・指先が思うように動くからであろう。
それが体全体を動きやすくしているのだ。
そして、その腕を動きやすくしたのが・・・
ボクの隣で何事もない顔をしている、この子だ。
泉「・・・?蒼井先輩、どうかしましたか?」
陽和「・・・次の対戦の組み合わせは?」
泉「あっ、えーと、赤が黄瀬君、森山先輩、芳井先輩の3人と、青が笠松先輩、小堀先輩、媛路君の対戦です。」
陽和「そう・・・。」
早川君と中村君にやったマッサージは通常の4分の1の時間にも満たない。
なのに、たったあれだけでここまで上がるということは・・・
陽和「・・・ユキ、ちょっといい?」
笠松「・・・?なんだ陽和?ミニゲームでなんか気づいたことでもあったか?」
ボクは簡易ベンチに座っていたユキに話しかけた。
ときたま、ボクは気づいたことをユキに話す。
陽和「まぁ、そんなとこ。で、ユキ、実験に付き合ってほしんだ。」
笠松「おぉ、いいぜ。お前の観察眼に狂いは無いからなww」
陽和「うん。じゃあ・・・」
ユキの背後に回り、ボクは後ろから羽交い絞めにする。
笠松「へ・・・?あっ、ちょ・・・陽和??」
陽和「浦城さん、今からユキを思う存分マッサージして。」
笠松「ちょっ、どういうことだ陽和!!つーか、放せ!!せせ背中に色々当たってるだろーが///」
泉「え、でも・・・」
陽和「責任はボクが取るから。」
笠松「取られてたまるか///畜生、放しやがれええっ!!」
泉「まぁ、じゃあ軽く・・・」
陽和「いや、滅茶苦茶痛くしていいから。」
泉「ええっ!?流石にそれは・・・」
陽和「先輩命令。」
ボクがそう言うと、浦城さんは諦めたようにユキの足に手をかける。
笠松「うぉ、おいっ、うううう浦城!?」
泉「笠松先輩すみません、先輩命令が下っちゃいましたので。」
浦城さんが手に力を加える。
笠松「や、やめ、やめろ・・・!!た、頼むから・・・ぎゃあああああああああああああっ」
涙目で訴えるユキの後ろでボクはそのマッサージ裁きを間近で見ていた。
15**な、なんだこの体!!**笠松Side→←13**浦城式マッサージ**蒼井Side
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【青空】(プロフ) - 呪術師さん» ご指摘の通り、バカテスの名前の読みをそのまま引用させてもらってます。本当に名前の読みだけで、キャラや性格等は完全オリキャラでございますので、あ、名前の読み一緒だ~みたいな軽い感じでとらえてもらえれば幸いです( ̄▽ ̄;) (2015年12月29日 18時) (レス) id: 203048ca07 (このIDを非表示/違反報告)
呪術師 - あの、もしかしてなんすけど、オリキャラの名前って「バカとテストと召喚獣」のやつじゃ… 違ってたらすいません。 いや、別にこれでどうっていうこともないんですけど気になったんで。教えてください。 (2015年12月29日 16時) (レス) id: d38538e8b8 (このIDを非表示/違反報告)
餅月(プロフ) - 【青空】さん» ありがとうっ(o^∀^o) (2014年4月17日 17時) (携帯から) (レス) id: 7672743d6b (このIDを非表示/違反報告)
【青空】(プロフ) - 餅月さん» あとは好き勝手に書いていいよぉ(*´▽`*) (2014年4月17日 17時) (レス) id: e2f097357c (このIDを非表示/違反報告)
餅月(プロフ) - 【青空】さん» 書いてきたよっ(o^∀^o)シュバッ (2014年4月17日 17時) (携帯から) (レス) id: 7672743d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aozora-kumo/
作成日時:2013年4月27日 17時